削孔機にAIは載るのか|CSPI-EXPOで見た操作パネル付きの機械から法面工事の未来を考える

皆さんこんにちは。

皆さんこんにちは。

エンタです。

先日のCSPI-EXPOにてもう1つ紹介していなかったので。

私的にはこっちの方が本題だったんですw

閑話休題

今回はその会場で「これは!」って思った機械の話です。


CSPI-EXPOで足が止まった削孔機

東邦地下工機さんのブースにあった機械です。

東邦地下工機 削孔機

この機械、よく見て下さい!

C-3POの様ないでたちです!!!!

パッと見で面白いですよねw

人目を引きます。

やはり展示会ですから目立ってなんぼ!

しかもみんな大好きC-3POですから。

もしかして知らない方はいないですよね・・・

C-3PO

念のため書いておくと、C-3POは映画「スター・ウォーズ」に出てくる金色の人型ドロイドです。

1977年の第1作から登場している、あのよく喋るロボットですね。

マヌケで愛嬌有るロボでしたよねwww

 

ちなみに東邦地下工機さんは、ボーリングマシンやポンプ、グラウトミキサーなどの製造販売から、法面・斜面安定化工事、地すべり対策工事まで手掛けている会社です

我々の業界では説明不要のメーカーさんですね。


操作パネルが付いた削孔機に今後AIが搭載される可能性

そして、もう一度よく見て下さい。

東邦地下工機 削孔機

パネルがついています。

機械的じゃ無く、電気的に機械を操作していく形。

これってどういう事かと言うと、今後AIが搭載される可能性が高いという事です。

今この機械に載っているかどうかの話ではありません。

載せられる形になった、という話です。

理由は単純で、電気的に操作するという事は、その操作が全部データになるという事だからです。

レバーを手で動かしている限り、その加減はオペの体の中にしか残りません。

パネルを介した瞬間に、それが数値として外に出てきます。

削孔に関して言えば、そもそもデータが取りやすい作業ですからね。

進み具合、押し付ける力、回転、返ってくる水や風の様子。

どれも数字にしやすい。

そして、ここが大事なんですが、AI化はロータリー式から進むと私は思っています。

ロータリー式は回転がメインなので、それ程震動がない。

震動がなければ機械も壊れにくいですし、センサーも生き残ります。

そこにパーカッションが入ると、一気に壊れやすいですからね~w

打撃の中で電子部品を守り切るのは、素直にしんどいはずです。

まぁそのうちと言うか、ロータリーパーカッションも時間の問題でAIは載るでしょう。

すでに大手さんが数年前から取り組んでいますから。

全てが上手く行けばですけどねーw


削孔をAI化して現場は本当に良くなるのか

と言っても、今後AIを入れてまで必要な事ってなんでしょうか?

東邦地下工機 削孔機

特に施工です。

オペ不足になりますかねー??

まぁなったとして、未熟なオペの補助程度なら出来そうです。

削孔の途中で「ここ、土質変わりましたよ」とか「ケーシング締められてますよ~」って教えてくれるだけでも、若いオペには相当な助けになります。

そこは素直に有り難い。

ただ、ケーシングの脱着については危険を伴うので怖くはありますねー。

あれは人がロッドやケーシングに手を掛ける作業ですから、機械が勝手に回った瞬間に終わりです。

まぁその辺も自動で?ってなれば話は変わってくるでしょうねー。

人が離したらボタン押すとか?

 

ただし、施工能力は確実に落ちます。

AIが施工する速度と、人間が施工する速度はあまりにも違います。

人間は「多分ここは硬い」で先に手が動きます。

AIは確認してから動きます。

その差が1本1本に積み上がると、1日の本数では相当差が出るでしょうねー。(特に黎明期は)

ただ、夜中も止まらず施工出来る!となると話は変わるでしょうが、それはまだまだ遠い未来ですね。

無人で夜間に回すという事は、止まった時に誰が行くのかという話とセットですからw

誰かがズーッと子守しないと行けないでしょうね~www

法面現場でのケーシング脱着作業


法面業界の未来のためにガシガシAIを使いたい

法面業界の施工に関してのAI化は、今後どうなるでしょうか。

正直、私にも答えは分かりません。

ただ、待っていても誰も作ってくれないのは確かです。

ちなみに、今私が作成しているのはCADに緊張管理図、安定計算、法枠の計算、ロックボルトの緊張管理図。

などなど、有料のソフトを無料化してみようと・・・・w

徐々にしか作れませんが、もう暫くお待ち下さい。

法面用CADは8割位は出来ています。

あとは実験ですね。

手書きで書いた法面展開図をスマホで写真撮って、取り込むと図面になるものです。

また、スマホ用は端点をプロットしていくと展開図が出来るモノです。

LRTKと組み合わせて座標値を正確に取得すれば、そのまま使えそうでもあります。

機械のAI化はメーカーさんがやってくれます。

でも、我々が毎日書いている展開図や管理図を誰かが簡単にしてくれるかと言うと、多分やってくれません。

だったら中の人間が作るしかない。

それでも、そんな事イロイロ考えて法面業界の未来の為にAIを活用して行きたいですね。

書類とAI


結局のところ、機械がどこまで賢くなっても、ケーシングを外す時に手を出すのは人間です。

そこの怖さを分かっている人間が、AIに何をやらせて何をやらせないかを決めないといけない。

メーカーさんは「出来ます」と言うでしょうが、現場で成立するかは別の話ですからね。

だから我々が判断する部分をしっかり把握しておく必要があると、私は思っています。

 

それではまた。

法面アンカー工の削孔機と削孔方法|機種選定のポイント

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