ガスライティングとは|建設現場に潜む心理的支配のサインと対処法

皆さんこんにちは。

エンタです。

先日、知り合いから初めて聞いた言葉があります。「ガスライティング」って知っていますか?
なんだそれ??って感じですよねw
私も今回初めて知りました。

閑話休題

今回はこの「ガスライティング」という言葉を、現場の人間関係に絡めて考えてみようと思います。

ガスライティングとは、どんな行為なのか

調べてみると、ガスライティングとは、事実と異なる情報を繰り返し伝えたり、相手の記憶や感覚を否定し続けたりする事で、相手に「自分がおかしいのかもしれない」と思い込ませる心理的な操作の手口の事とされています。

語源は1940年代の海外の映画「ガス燈」らしく、夫が妻の正気を疑わせるために灯りを操作し続ける場面が元になっているそうです。

ハラスメント研修を扱う複数の情報源でも、モラハラの一種として、あるいは精神的DVの一形態として紹介されています。

厄介なのは、殴る蹴るのような分かりやすい暴力ではなく、じわじわと相手の自信を削っていく所らしく、

周りから見ても被害が分かりにくい!

コレ、メチャ怖くないですか!?

私自身、去年似たような場面に居合わせた事があります。

ある現場で安全上の問題を指摘した人に対して、「そんな事は言っていない」と、周囲全員が聞いていたにもかかわらず言い切った場面がありました。(大手ゼネコン所長)

あの時は皆が唖然としていましたが、こういう「事実の否定」も、ガスライティングの典型的な手口の一つ。

そんな時の私は、笑って「もういいってw」で詰める感じに言ってしまいましたが、今思えばあれも立派な事実の否定だったんだなと。(私鈍感で気付かない:;)

ハラスメント研修を扱う情報源の中には、上司から部下へ、先輩から後輩へといった立場の差がある関係で起こりやすいと説明しているものもありました。

現場は年齢・経験年数・元請と下請といった上下関係がはっきりしている分、こういう構造が生まれやすい土壌なのかもしれないなと。。。。

建設現場で話す二人の作業員

現場でも起こりうる4つの手口

ネットで調べた範囲だと、ガスライティングの手口にはいくつかパターンがあるとされています。

現場に置き換えて考えやすいものを4つ挙げてみます。

  • 事実の否定:起きた事、言った事をなかった事にする。「そんな指示は出していない」など。
  • 小さな嫌がらせ:物を隠す、置き場所を勝手に変えるなど、こっそりした嫌がらせを繰り返し、相手を不安にさせる。
  • 感情の矮小化:相手の怒りや不安を「気にしすぎ」「神経質」と決めつけて取り合わない。
  • 孤立化:「周りもお前がおかしいと言っている」のように、事実か分からない話で相手を孤立させる。

一つひとつは小さな一言・小さな行動に見えるので、言われた本人も「気のせいかな」で片付けてしまいがちです。

ただ、これが何度も繰り返されると、だんだん自分の判断に自信が持てなくなっていく。

現場なんて常に判断の連続ですもんね。

 

「小さな嫌がらせ」については、狭いコミュニティほど起こりやすいのではないかと個人的には考えます。

うちの現場でも外国人の技能実習生・特定技能と一緒に仕事をする機会が増えていますが、

もしかしたら我々日本人には見えていないところで、似たような事が起きている可能性もゼロではないのかなと思う事があります。

ただ、ここは私が実際に確認できた話ではないので、あくまで「そういう可能性もあるかもしれない」というあくまでも個人的感覚。

言葉の壁もありますし、正直、完全に理解出来ているとも言えないので、判断が難しい所。

 

「感情の矮小化」の「気にしすぎ」という言葉、実は私自身も現場で使ってしまっている可能性があるなと、今回調べていて反省しました。

楽天家な性格なのもあって、相手にとっては大変な出来事でも、自分の物差しで軽く受け止めてしまいがちなんですよね。

ここは自分でも気を付けたいハードルの高い所です。

 

もう一つ、「孤立化」でよく使われる「みんなもそう言っている」というセリフも要注意です。

これは私が知り合いから聞いた話でしかなく、正式に裏付けが取れた情報ではないのですが、

実際に言っている人数は2〜3人程度しかいない事も多いらしく、聞かされた本人が「大多数の総意」だと錯覚してしまう所がポイントなんだそうです。

まぁ良く子供が、みんな言ってる!ってレベルの話しを大人が言ってコントロールされてしまう・・・(上記事が続くと)

心理的圧力を示す四つのサイン

現場で見かけた時、どう対応するか

ここまで手口を見てきましたが、じゃあ実際に現場でこれをやっている人を見かけたら、自分はどうすればいいのか。ここが一番知っておきたい所だと思います。

自分がやられている側でも、周りで見かけた側でも、まずは記録を残すのが一番確実だすです。

ハラスメント関連の相談窓口を紹介している情報源でも、日時・発言内容・その場にいた人をメモしておく事が繰り返し勧められているようです。

現場であれば、朝礼や打合せの内容を野帳に残す習慣がある方も多いと思いますが、それがそのまま記録として役立つはずです。

「言った・言わない」の水掛け論になった時、記録があるかないかで話の重みが全く変わってきます。

一人で抱え込まず、信頼できる上司や、社内外の相談窓口に話す事も大事。

現場は狭い人間関係で回っている事が多いので、周りが「あれ、おかしいな」と気付いてあげられるかどうかも大きいのかなと思います。

被害を受けている本人は、自分が悪いんじゃないかと考えてしまいがちだとも言われています。

だからこそ、周りにいる私達が「それ、おかしくないか」と一言添えてあげるだけでも、支えになる場面があるんじゃないかなと思っています。

知っておくだけで、みんなが気持ちよく仕事できる現場に少しは近づくんじゃないかなと思います。

 

あとは、監督が多少ミスっても施工側が何とか上手くやれ!

って感じですw

私は若い頃に沢山の職人の親方に助けてもらいました。

私のミスを沢山カバーしてもらいました。

だから今度は私の番ですよね。

うちの職人には相談してください!

絶対に助けてくれますよ。

そして、絶対になんとかなります!

お任せあれ!

工事現場で記録する安全点検員

正直、私も専門家ではないので、これがガスライティングかどうかの判定を偉そうに出来る立場ではありません。

今回書いた事も、ネットで聞きかじった情報を私なりにまとめただけです。

ただ、こういう言葉があると知っているだけで、自分や周りの違和感に気付きやすくなるんじゃないかなとは思います。

時計を見て仕事をするのと同じくらい、現場の空気や人間関係にもちゃんと目を配りたいですね。(特に日本人は空気読みがちですからねw)

少しでも仕事や私生活の役に立てば幸いです。

そして、自分自信がやらない事です。

特に上に立つ人間は!!

もしも、やってたら謝っていきましょう!!

 

それではまた。

俺の仕事では無いと手伝わない職人って!?なんでや?

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