基準点ナビと規格値ポケット|ジョウ所長の無料アプリが現場を変える

皆さんこんにちは。

エンタです。

先日ジョウ所長から「コレ出します!」って連絡を受けました。

しかも7月に入ってから無料アプリを2個ですよ。

どっちも現場でそのまま使えるヤツです。


閑話休題

今回はジョウ所長が出した「基準点ナビ」と「規格値ポケット」を紹介します。

ジョウ所長は当ブログのスポンサーでもあるので、ご存じの方も多いかと思います。

ICT人材を”外注”せず、社内で育てる。──現場経験者が教える ICT内製化・社内研修(ICT法面/AI活用 特化)

基準点ナビ|隠れた基準点を矢印と残距離で追いかける

まずはコレです。

基準点ナビ

※今の所アップル(iPhone)のみです。

 

土や草に隠れた基準点を、アッチコッチ歩き回って探した経験、ありますよね?

このアプリはその時間を丸ごと削りに来ています。(1日の歩数減りますよw)

 

・現在地の平面直角座標(1〜19系)をリアルタイム表示

・基準点データをCSVかSIMA(.sim)で取り込むと、選んだ点まで矢印と残距離でナビ

・残り5mになると「この辺りを探す」表示に切り替わる

・カメラ映像に目標方向のピンを重ねる「カメラ誘導」

・DXFの平面図を現地合わせ(2点法/1点+方向法)して、図面の中を現在地マーカーが動く「図面と歩く」

・ベースマップは地理院地図(標準/淡色/写真)、Appleマップ、白図から選べる

シーマもCSVもそのまま入る。

図面も載せられる。

TREND系の列並びも自動判別するとの事です。

測量する方には特に便利なアプリですよね。

 

ただし精度の話は正確に書いておきます。

使っているのはiPhone内蔵のGNSSで数m級。

基準点の「おおよその位置」を素早く掴む用途に最適化していて、検測や出来形計測などの成果用途には使用できません。

一方で座標変換の演算部は国土地理院の計算式に基づいていて、既知点で1mm以内の一致を検証済み。

つまり基準点をサクッと見つける道具ですね。

アカウント登録不要、広告なし。

位置情報も取込データも全部端末の中で処理されて外部送信なし。

iOS 17以上のiPhone専用で無料です。

基準点ナビを使って基準点を探す


規格値ポケット|出来形の規格値を3タップで引く

そして後日に出たのがコレです。

規格値ポケット

※アップルのみ(iPhone)

 

これをめちゃ待ってました。

「あの規格値、いくつだっけ?」を現場で3タップ即表示!!というアプリです。

・工種ツリー(編→章→節→工種)をたどるか、キーワード検索で目的の規格値へ

・よみがな検索対応。「ようへき」「のりめん」の読みでもヒットする

・基準値・規格値は原文の表記どおりに表示。法長や区分などの条件ごとの規格値も網羅

・点管理/面管理の切り替え表示、測定基準(頻度)、測定箇所図をカードで一覧

・測定箇所図はピンチでズームして細部まで確認できる

・お気に入りと最近見た履歴あり

・完全オフラインで動作

これは現場では超必須です。

 

速攻ダウンロードしました。

山の中は電波が届きませんからね。

オフラインで動くというのがデカいですよねーw

分厚い基準書を現場に持ち歩かなくていいのもありがたい。

 

このアプリは公表されている「土木工事施工管理基準及び規格値(案)」(近畿地方整備局)を基に、閲覧しやすい形へ編集・加工したものとの事。

基本は全国同じなんで問題ないですね。

年度・発注機関のデータセットは差し替え式で、自動更新ではなくアプリ内で手動で読み込む方式らしいです。

 

実際の現場でこの手のアプリは基本あまり開きません。

とくにベテランは、長年使っている規格値ですから、完璧に覚えているはず!!

でもたまにありますよね!?

あれ?なんだったっけ??

記憶の奥底から持ってきても、???って時に必要ですよね。

そんな時に必要なんですよね。

普段は要らないが、1年に数回ある程度でも、有ったら絶対便利だし、若手は必須です!

私的に今後はこれの多言語化に期待w

これからの監督も多様化してきます。

外国人の方も規格値は知っておく必要がありますからね。

私もこの手の法面専門のアプリを考え中ですよ^^

規格値ポケットで規格値確認


土木屋が自分でアプリを出せる時代

うちでも先日、石積測定のWebアプリを出したばかりです。

今までIT業者しか出来なかった事が、我々一般の土木屋でも簡単に出来るようになりました。

これはほんとに凄い事です。

いちいちIT業者に依頼する必要が無いんですから。

我々は作りたいモノのイメージを持っていて、そこに出す答えも持っている。

今までは、我々のイメージをIT屋に投げて、IT屋は言われた答えしか出せなかった。(応用が利きにくい)

しかし今は、我々の経験値も含めた答えを自分で形に出来る時代です。

ジョウ所長は現場代理人・監理技術者として公共土木をやってきた土木屋ですから、当然と言えば当然にしっかり現場の答えを持っていてのアプリですから。

基準点ナビの説明にも「測量士が現場目線で作った、現場のためのアプリ」と書かれていますよw

そりゃ痒い所に手が届くわけですよ。

現場で困った本人が作ってるんですから。

 

この流れはドンドン加速していくでしょう。

もうドンドンアプリが生まれていきます。

今までは「不便だな」で終わっていた事が、そのまま形になる時代になりました。

我々は我々のシステムを構築していきたいですね。

現場を知ってる人間が作ったモノが、結局は一番強いんだと私はつくづく感じます。

 

それではまた。

時代に生き残るには過去との融合|建設業の未来戦略

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