皆さんこんにちは。
エンタです。
最近私は山に登るんです。
なぜ登るのかって?
そりゃ・・・・
いや、正直なところ深い理由は無いんですよw
ネットで「山登りの醍醐味」って調べると、達成感だの、絶景だの、自然との一体感だの、立派な言葉が並んでいますw
私的には、そんな大層な気持ちは無くて、わりと軽い気持ちで登りました。
ところがこの「軽い気持ち」がクセモノでしてw
少し歩くと目の前に急な坂が現れる。
なだらかな道が続いたかと思えば、また突然の急登。
太ももはパンパン、息は上がる、水を飲んでまた登る。
エネルギーが切れる前にチョコや補食を口に放り込む。
切れてから補給したんじゃ遅いので。(危機管理大事w)
一気に疲労が来て足が止まりますからね。
「なんでこんなシンドイ事やってるんだろ?」
毎回そう思いますwww

しばらく登ると、ふっと視界が開ける場所に出ます。
それまで暗くて細い山道を歩いてきたぶん、急にぱぁーーーっと開ける。
ここでようやく心が安まるんですよね。
そしていよいよ頂上。
「やったーーーー!やっと着いたーぁーーー!」
そんな気持ちも若干はあります。
ただ、軽く休憩したら、今度は下り道です。
下りは来た時よりスイスイ進める。
気持ち的にもラクなんですが、ここでもアクシデント発生。
膝が痛くなるw(オッサン乙)
痛みを堪えながら、なんとか下山。

こんな事があってから、私はジムで足を徹底的に鍛えて、肺活量アップのヒートトレーニングまで始めましたw
負けない体作りを、なぜかやってるんです。
そしてまた後日、同じ山に登る。
ただただシンドイ思いをするだけなのに、です。
バカなのか??って自分でも思いますw
閑話休題
先日、ネパールの山を登っていた時の事です。
ふと思ったんですよ。
「あぁ、山登りが人生に似てるって、こういう事かぁー」って。
よく言うじゃないですか。
急な坂、なだらかな道、開けた景色、下りの膝の痛み。
これ全部、人生のどこかに置き換えられるなぁ、と。
せっかくなので今回は、この山登りを「サラリーマン」「経営者」「高校生」の3つの立場に置き換えて、勝手に考えてみようと思いますw
サラリーマンの山登り
サラリーマンにとっての急な坂は、たぶん「異動」や「昇進試験」や「無茶な納期」だと私は思うんです。
なだらかな道で気を抜いていると、突然、上司から重たい案件が降ってくる。
太ももがパンパンになるのは、残業続きで体力が削られていく感じでしょうか!?w
ここで大事なのが、私が山で食ってる「補給」です。
エネルギーが切れてから休んでも遅い。
切れる前に、チョコをかじる。
サラリーマンでいえば、しんどくなる前に有給を取るとか、週末にちゃんと休むとか、
そういう小さな補給を先回りでやっておく事なんじゃないかと思います。
そして開けた景色。

これは担当現場が一段落した時の達成感ですよね。
ただ、ここで気をつけたいのが「下りでも膝が痛む」って事ですw
昇進したらしたで、今度は部下のマネジメントという別のシンドさが待っている。
頂上=ゴールじゃなかったw
登り切ったら、また別の下り坂が始まるんです。
私が現場でよく見るのが、若手の頃にバリバリ動いて評価されて、いざ職長や監督になった途端にしんどそうにしている人。
プレイヤーとしての登りと、人を動かす下りは、使う筋肉が全然違うんですよね。
山で言えば、登りで鍛えた太ももと、下りで痛める膝みたいなものですw(ワシの事や!)
だから昇進や異動で「やった、楽になる」と思っていると、たいてい裏切られますw
新しいポジションには、新しいシンドさがちゃんと用意されている。
でも、それも含めて先が分かっていれば、心の準備が出来る。
それを何回も何回も繰り返すうちにドンドン簡単に出来る様になって、ベテランになっていく!
2回目の工種ならもう得意になっていますよね!?w
3回目ならもう。。。
経営者の山登り
経営者の山登りは、もっとシビアだと私は思っています。
うちも小さいながら会社をやっているんで、ヒシヒシと感じますw(ドシドシ感じてるかもw)
経営者にとっての急な坂は、資金繰りであり、受注の波であり、人が辞めていく事です。
なだらかな道だと思って油断していると、ある日突然、大口の取引先が飛ぶ。
太ももがパンパンになるどころか、心臓が止まりそうになる事もありますw(笑えないです)
そして、登山と一番違うのはここなんです。
サラリーマンは自分の足だけ登ればいい。
でも経営者は、社員という同行者を全員連れて登らなきゃいけない。
自分だけ補給して、自分だけ頂上に立っても意味が無いんですよねー。
社員のエネルギーが切れる前に、ちゃんと補給させる。
ここでいう補給は、給料であり、休みであり、「この会社で働いてて良かった」と思える環境だと、私は思っています。
頂上に着いた時の「やったー!」は、全て社員のお陰なので全て社員の成果。
それを社員みんなで分け合うから、また次の山に登れるんですよね。

ぶっちゃけ、経営者の山登りで一番キツイのは、頂上が見えない事だと私は思っています。
サラリーマンの山は、まだ「この案件が終わればゴール」とゴールが見える。
でも会社経営って、登り切ったと思った瞬間に、同時に違う山に登って居ますし、もっと高い次の山も見えてくるんですよ。
下手すりゃ谷も見えるw
なんだったら落とし穴もある!!w
去年なんとか黒字にした、よし一息つける、と思ったら、今年は資材が上がる、人件費が上がる、気がつきゃどん底!?
また登り直しw
エネルギーが切れる前の補給を、自分にも社員にもやり続ける。
派手な近道は無くて、結局そのコツコツの積み重ねしか無いんです。
うちみたいな小さい会社が生き残るのは、たぶんそういう泥臭い登り方なんだと、私は思ってますw
高校生の山登り
最後は高校生です。
高校生の山登りは、たぶん人生で初めて自分の足で本格的に登る山なんじゃないかと思います。
コレって今回高校生にしましたが、小学生も中学生でもどのポイントでも同じなんですけどねw
急な坂は、受験勉強であり、部活であり、人間関係でしょうか。

「なんでこんなシンドイ思いして勉強やってるんだろ?」
これ、高校生も毎日思ってるはずですw
ただ、私が山(人生今の所50年)で学んだ事をひとつだけ伝えるとしたら、
「先が見えなくても、コツコツ足を止めなければいつか開ける」って事です。
暗くて細い山道を歩いている時は、本当に頂上があるのか不安になります。
でも、くねくねと登っていけば、必ずどこかで景色が開ける。必ずです!
高校生のうちは、まだ最初の急登の真っ最中だと思うんです。
だから、エネルギーが切れる前の補給!
つまり、ちゃんと寝て、ちゃんと食べて、しっかり遊ぶ!!
これを忘れないでほしいなと、オッサンは思いますw
頂上に着いても、人生はそこで終わりじゃない。
昔うちに居た75歳の法面工のじいちゃんが、俺は大器晩成だからと言ってました・・・w

下り坂のスタートでもあり、また次の山もある。
でも、最初の一山を自分の足で登り切った経験は、ずっと残ります。
それは私が現場で30年やってきて、心から思う事です。
私自身、若い頃は何のために仕事しているのか分からない時期がありました。
ただ目の前の作業をこなすだけで、先なんて全然見えていなかった。
でも、一つ現場を完成させると、確かに視界がちょっと開けるんです。
「あ、自分でもこれくらいは出来るんだ」って。
その小さな景色が、次の現場に登る足になる。
次はもっとこうしよう、あーしようって思うんですよね。(ツラかった現場でも)
経験が人生の全てを成します!苦しい思いも必須なんです!
無駄な事も必須なんです!

高校生の勉強も部活も、たぶん同じだと思うんですよ。
今は急登の真っ最中で景色なんて見えないかもしれませんが、登り切った時に見える景色は、後からじわじわ効いてきます。
後からしか分からないんです。
全ては経験した結果から得られます。
先に結果が分かることは、それを何度も経験しまくった結果、先に結果がボンヤリ分かる事もあります。(予測ですがw)
立場が違えば、登る山も、坂のキツさも、補給の中身も全部違います。
でも、共通しているのは「軽い気持ちで登り始めても、登り切るまではシンドイ」って事と、
「足を止めなければ、いつか景色が開ける」って事なんじゃないかと思うんです。
私なんて、毎回シンドイ思いをするだけなのに、ジムで足を鍛えてまた同じ山に登るバカですからねw
でも、たぶんそれが楽しいんですよ。
楽しいと言い聞かせているのかもしれない。
人生はもう自己暗示!w
シンドかった分だけ、開けた時の景色がキレイに見えると思っているだけ!?
人生も、きっとそういうふうに出来てるんじゃないかと、ネパールの山の上でぼんやり思った次第ですw

そして今回もネパールの山で高校生に手厚くからまれ、お菓子を食べろ、ジュースを飲め!ピーナツ食べろ!!
とネパール英語でドンドン話され、断るもダメだと言われ始末www
ホント優しい!!
帰りも大丈夫か?
1人で帰れるか?ってwww
オッサンに向かってwww(GPSもあるっつーのw)

彼らは17歳でお父さんと同じ年の私w
なぜかダディーと呼ばれてましたwww
ネパール人は優しくて勤勉で働き者です。
ネパール人の技能実習生雇いたい場合は私に言って下さい。
しっかりとした組合を紹介します。もちろん私はなんのリベートもありませんw
なんなら、一緒にネパール行って面接もしますよ??www
ただし1日だけ山に行きたい!
それではまた。



