皆さんこんにちは。
エンタです。
エンタ、モンゴルに行く!その3です。
前回は炭鉱跡や巨石、チンギス・ハーン騎馬像を見てきましたが、今回はいよいよ大自然の奥、野生動物と砂漠と遊牧民の世界に入っていきます。
相変わらず私の事なので、観光しながらも石と地質ばかり見ていますw

朝6時出発、ホスタイ国立公園で野生馬タヒを探す
この日は朝6時には出発です。
向かったのは、ウランバートルから車で約2時間ほどの「ホスタイ国立公園」。
調べてみると、ホスタイ国立公園はウランバートルから西〜南西に約90〜100kmの場所にあって、野生馬「タヒ」(モウコノウマ/プルジェワルスキー馬)を保護している場所だそうです。
面積は約5万ヘクタール(500km²)、哺乳類は約50種が生息しているとのことで、そう言った小さな展示場も中にあります。

タヒは一度は人の手で絶滅寸前まで追い込まれた野生馬で、現在は200頭ほどがここで野生の状態で守られているらしいです。
で、肝心のタヒですが……超遠くに見えましたw
双眼鏡でチョロリと見ましたw。

見えますか??w
周囲にはマーモット(タルバガン)も沢山いて、走るマーモットも沢山見れました。
個人的に面白かったのが、マーモットの巣穴の前でワシがジッと待ち構えている光景。これぞ自然、という感じですよね。

モンゴル飯と塩ミルク茶「スーテーツァイ」
ホスタイからさらに約3時間ほど走るのですが、有料道路の1時間毎にあるパーキングで飯を食べたりします。
モンゴルご飯は比較的日本人の口にも合うので良いですね。
特に気に入ったのが「スーテーツァイ」。これはお茶に牛・羊・ラクダなどの乳を入れて、さらに塩を入れて飲むミルクティーです。
ただ、コレがまたクセがある店と、あっさり美味しい店に分かれますw
ちょっと油が浮いていたり、作る場所・人によって差があるみたいですね。私は結構好きな味でした^^

ウランバートルから一番近い「ミニゴビ砂漠」へ
そして向かったのが、ウランバートルから一番近いゴビ砂漠です。
どういう事かというと……ゴビ砂漠って、実は33個あるらしいんですw
調べてみると、モンゴルには33の異なる「ゴビ」があると言われていて、その中で砂の砂漠が占める割合は全体の約3%だけ。
そもそも「ゴビ」というのは元々「草が短くまばらで、砂と小石の多い土地」を指す言葉で、大半はサラサラの砂ではなく礫(れき)砂漠なんだそうです。
デカいゴビ砂漠までは片道7時間前後かかるらしく、1日では無理。
なので今回は通称「ミニゴビ」で、ゴビ感だけをミニで味わってきましたw
(この「ミニ・ゴビ」は、エルセン・タサルハイという砂丘が有名らしいです)
ここは池があってオアシスのようになっていて、遊牧民も周囲に暮らしています。
ラクダに乗ったり馬に乗ったり、全部経験できる場所でした。

ラクダはフタコブラクダで、コブの間に座る形なので背もたれがある分、乗り心地は非常に良かったです!
ちなみに馬は、今まで5歳から乗って良かったのが、法改正で8歳からになったそうです。
……が、私が乗る時、目の前を明らかに8歳以下の子がパカパカ馬で移動していましたw
遊牧民には関係無いんでしょうねw
とにかく広大で、これまで「北海道スゲー」と思っていたのが、一気に「モンゴルスゲー」に切り替わりましたw

ゴビ ラクダ白いラクダはかっこつけててwww
小さいラクダも可愛くて!!
ゲルは天然の断熱材だった
この日はゲルに泊まります。

ゲルに付いたらまずは一杯スーテーツァイ このお茶がまた美味しかった!
そして、このヨーグルト!?のかす??

石のように硬いヨーグルトまず石?って思うレベルで硬い!
そして10分ほど口に入れておくとポロッと砕けて超すっぱい!!
ヨーグルトのカスのかすを固めた保存食のようです・・・
噛めませんでしたw
ゲルはパッと見は寒そうなんですが、ゲルの壁は羊の毛(フェルト)で出来ているんです。
なので冬は暖かく、夏は涼しい。まさに天然の断熱材ですね。材料の使い方として、理に叶ってると思う作りでした。

晩飯は、煮まくったうどんに牛肉や羊の肉が入った薄味のどんぶり。
これが非常に美味しくて、ご飯だけでモンゴル好きになる人も多いと思いますw
周囲には羊と山羊、それと馬・ラクダ・牛がトンデモナイ数で放し飼い。
時間がノンビリ流れます。
電気はソーラーで充電して、夜の明かりだけ。
近くに高級キャンプ場(シャワー・トイレ・最新設備)もありましたが、私は1泊5,000円前後のゲルでした。
携帯の電波は届くので、こんな時も私はSNSですw
夜は長いのに、星を撮る前に速攻で寝てしまいましたw
1人トレッキングで見た花崗岩、なぜこんな所に火成岩?
時間はたっぷりあったので、1人で近くの山を手当たり次第に登っていました。
緩やかなので登るのは楽なんですが、片道30分はかかるので良い運動です。
で、ここで土木屋のスイッチが入りますw
この辺は花崗岩・火成岩なんです。「なぜこんな所に火成岩!?」って思う場所もあって、非常に面白い。

気になって調べてみたんですが、名古屋大学博物館の研究によると、モンゴル北部からシベリア南部にかけては、数千kmにわたる広大な火成岩地帯(マグマが冷えて固まった岩石の地帯)が広がっているらしいです。
花崗岩はその火成岩の一種で、地下深部でマグマがゆっくり冷えて固まった「深成岩」。
それが長い年月をかけて地表に出てきたもの、ということのようです(産総研・地学団体の解説より)。
道理で、あちこちに花崗岩がゴロゴロしている訳ですね。
こういうのを知ると、ただの石ころが急に面白く見えてきますw
モンゴルは、観光地としても凄いですが、土木屋・現場目線で見ると更に刺激的ですね。
野生馬、礫砂漠、羊毛のゲル、そして足元の花崗岩。
観光というより、地質と暮らしと自然の合理性に反応してしまう。
こんな事を思いつつ、モンゴルの旅もいよいよ終盤に。
それではまた。
簡単につなげた動画です!




