イイモノ発見!(2026年熱中症対策グッズ!水風呂編)

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Đây là Enta.

足水 ヒンヤリ
⿅島建設株式会社 中部支店シーテック大⾼JV工事事務所

先日、厚生労働省の「働く人の今すぐ使える熱中症ガイド」を読んでいました。

その中で大手ゼネコンの鹿島建設さんがやっている「足水ヒンヤリ」という取り組みが紹介されていて、コレが凄く良いなーと思いまして。

早速、似た発想で現場に使える製品を探してみたら、ありました。

 

そもそも令和7年6月1日から改正労働安全衛生規則が施行され、職場における熱中症対策が罰則付きの義務になりました。

WBGT28以上または気温31℃以上で、連続1時間以上または1日4時間を超える作業が対象。

違反した場合は6か月以下の拘禁刑、または50万円以下の罰金が科されます。
(厚生労働省「職場における熱中症対策の強化について」)。「努力義務」から「法的義務」へ、ハッキリ変わったって事です。

暑い現場


厚労省も推す「全身冷却」が現場で必要な理由

熱中症で倒れた時の救命のキモは「クールファースト・トランスポートセカンド」、つまり救急車を呼ぶ前にまず現場で全身を冷やす事です。

日本救急医学会の熱中症診療ガイドライン2024でも、重症熱中症やそこに移行する疑いがある場合は、

現場で直ちにアイスバス(水風呂)で全身冷却するのが最善とされています。

 

理由はシンプルで、水の熱伝導率は空気の約20倍。

クーラーの効いた休憩所に運んでも深部体温はなかなか下がりませんが、水に浸ければ一気に体温を奪えます。

首筋や脇の下を保冷剤で冷やす「3点冷却」は皮膚との接触面積が狭すぎて、重症熱中症には殆ど効きません。

救急車要請から病院収容までの平均所要時間は47.2分令和5年 総務省消防庁発表資料)。

熱中症シーズンは救急車逼迫でさらに時間がかかる可能性があります。

脳や臓器がたんぱく質変性(ゆで卵化)する前に現場で冷やす、これしかないんじゃないかと思います。

 


3秒で設置できる「P-PEC(ピーペック)」

そこで私が見つけたのが「P-PEC(ピーペック)」という熱中症応急処置専用アイスバス。

アイスバスP-PEC

3秒で設置できる、特許取得済みの製品で標準価格は税込60,000円。陸上自衛隊や学校、企業で採用が進んでいるそうです。

現場には基本、保冷剤と水はほぼ確実にあります。

コレに保冷剤と水をブチ込めば、倒れた被災者にすぐ全身冷却ができる訳です。

私的に「コレだ!」と思ったのは、土木現場の特性を踏まえた構造だからです。

ビニールプールに空気を入れて、ホースで水を入れて……なんてやってる間に被災者の症状は進行します。

3秒で展開できる、コレが現場の救命では大きいんですよ。AEDみたいに「誰でも、どこでも、簡単に」使えるのがミソですね。


私がずーっと言ってる「現場に水風呂」って話し

実は私、ずーっと前から「現場に水風呂を置こうよ」と言ってきました。

法面現場って、河川沿いだったりして川や沢が近くにある事が多いですよねー。

注入ホース(エアーホース)と小型ポンプで川の水を循環させて、常時水風呂状態にしておけば良い。

現場終わりに必ず水風呂に入って、身体に蓄積した熱を一気に放出してから車に乗って帰る。

これだけで翌日の身体の重さが大きく違ってきます。

職人が一人倒れると工程一気に詰まります。

夏場の「水風呂は贅沢」ではなく、「水風呂は工程管理」って事ですね!?w

水風呂に入る作業員


大型現場の「ダッシュプール」、休憩所の「電気式ポータブル」

さらに、大規模現場や河川がある現場ではダッシュプールのような大型製品も選択肢になります。

サイズが大きい分だけ水の確保が課題になりますが、河川現場なら常設で循環できますね。

 

電気式ポータブルアイスバスも使えますねー。(室内向け?)

水温を約11.4℃まで冷却できるタイプもあるそうで、休憩所に置いておけば「熱中症になりかけ」の職人を一気に冷却できる可能性があります。

現場の規模、水源の有無、電源の有無で使い分けるイメージはこんな感じです。

現場規模 水源 電源 適した機材
小〜中 あり/なし なし P-PEC(3秒設置型)
大規模 河川あり なし/あり ダッシュプール(循環式)
中〜大 なし あり 電気式ポータブルアイスバス

こんな感じで組み合わせれば、ほぼ全ての法面・土木現場に対応できる訳です。

現場で水風呂
現場で水風呂

積算に熱中症対策が出ていますから

気になるのが「で、お金はどうするのか」って話しだと思います。

今年から熱中症対策費が積算で拡充されていくはずです。

ザックリ計算ですが、現場管理費が500万円程度の現場で3万円前後の金額が計上されていると思われます。

発注機関や工事種別、地域で大きく異なる可能性があるので、正確な数字はなんともですが、思ったよりも少ないw

現在運用されているのは大きく3つあります。

①従来から続く「熱中症対策に資する現場管理費の補正」(2019年度〜、真夏日率による補正)

②令和7年度(2025年度)からの「現場環境改善費」率計上の50%を上限に熱中症対策費を設計変更で計上できる仕組み。

③今年・令和8年度(2026年度)からは、その上限が100%まで引き上げられています
(国土交通省 大臣官房 技術調査課 積算基準改定/建設物価2025年5月号)。

少ないですが、無いよりはマシ。ただし今後、現場でアイスバス(プール)は必須になるんじゃないかと勝手に私は見ています。

罰則付きで義務化された以上、もし重症熱中症が発生して有効な冷却体制が無かった場合、安全管理責任を問われる可能性が出てきますよね。

工事現場 水風呂


たった一人の熱中症で、現場は止まり、人命は失われ、会社は罰則を受ける時代になりました。

水風呂・アイスバスは、もう「あれば便利な備品」ではなく「現場の必須装備」です。

今年の本格的な夏が来る前に、自分の現場の冷却体制を一度見直してみてください。

 

夏場は現場休みにして・・・の案は今の所現実的でもないのでwww(実際無理じゃね?)
夏の1~2ヶ月分の会社経費含めて10ヶ月に入れてくれるならまだ考えるけど、無理じゃね?
って感じです。

 

Hẹn gặp lại nhé.

現場に水風呂を作るだけで熱中症重症度を軽減出来る可能性

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