皆さんこんにちは。
エンタです。
先日の小笠原諸島は真夏でした。

閑話休題
他社の現場へ応援に行った時の気づきを、どうやって自分の会社の改善に変えていくかという話です。
他社の応援現場で見えてくる自社の弱点
たまに他社の現場へ応援で入っています。
まだ駆け出しの頃は、先輩の会社の現場へ行くたびに、自分たちのやり方がいかに甘いかを思い知らされました。
「そのグリースより、こっちの方が持ちがいいぞ」
「ここ傷んでるから、帰ったら直しとけ」
こんな事を、普通に言ってもらえるんですよね。
これ、自社の現場にいるだけだと一生気付かない事が多いんです。
自分の会社のやり方は、毎日やっているので「それが普通」になっているからです。
他社の現場に入って比べた時に、初めて自社のクセが見えてきます。
例えば、応援先で見ておくと面白いのは次のような所です。
- 資材や削孔用ケーシングの置き方、次の作業への段取り
- 削孔機やコンプレッサーの日常の手入れと、使っている油脂類
- 朝礼やKY活動(危険予知活動)の進め方
- 終業時の片付けと、翌日の準備の仕方
ただ、ここに落とし穴があります。
応援から帰ってきて2〜3日もすれば、見てきた事のほとんどは忘れてしまうんですよw
気づいた本人の頭の中にしか残っていないので、会社としては何も変わらないwww
忘却曲線ですよw

気づきを持ち帰る振り返りと共有の仕組み
では、どうすれば会社の改善につながるのか。
気づきを「紙や、写真に残して、決める場を作る事」です。
うちみたいな小規模の法面屋が大それたことはまずできませんし、続きません。
それでも「残す」「見直す」「また回す」という流れは、技術の改善にも使えると思っています。
ここからは、あくまで私の案です。
- 応援の現場から写真を撮ってLINEでみんなに共有
- 「どこの現場で」「何を見たか」「うちならどうするか?」「すぐ作れるか?」
- 忘れないうちにとっとと作る!
ポイントは、早く実施するです。
シノゴノ言う前に作ってしまえばすぐ実用化されます。
良いモノであれば、定着します。
小さい会社の特権みたいなもんで、フットワークの軽さがモノを言います。
グリースの話なら「応援先はこのグリースを使っていた。持ちが良いらしいので、うちもすぐ買う!」くらいで十分です。
1台で試して、良ければ全部の機械に広げる。
ダメなら戻す。
これだけで、気づきが会社の財産に変わっていきます。

教わった恩は自社の技術継承で返す
教える事については、アインシュタインの言葉として
「教えるということは、こちらが差し出したものがつらい義務ではなく貴重な贈り物だと感じられるようなことであるべき」
という趣旨の一文がよく紹介されています。

意味: 学ぶ側にとって、知識や教えを受けることが苦痛な強制(義務)ではなく、受け取ることで心が豊かになるような喜びや価値(贈り物)として伝わるべきである、という教育の本質を表しています。
先輩方が応援に来て、うちの職人に色々教えてくれるのは、仕事の義務ではありません。
完全に好意です。
だったら、もらった物を自社の個人の中で止めてしまうのはもったいない。
若手や技能実習生に、今度はうちの職人が教える番です。
教わった事を、自社のやり方として形にして、次の世代に渡していく。
それが一番の恩返しだと思います。
そして気を付けている事が1つあります。
他社のやり方をそのまま真似しない事です。
機械の機種や、人数、仕様、得意な工種も会社ごとに違います。
応援先で上手くいっていた方法でも、自社の規模に合わせて調整しないと、かえって現場が回らなくなります。
なので自社に合わせてしっかり工夫してもっとブラッシュアップする。

ぶっちゃけ、他社の現場で恥をかくのは悪い事じゃないと思っています。
恥をかいた分だけ、うちの弱点が見えたって事ですから。
問題は、見えた弱点を放っておく事です。
自社が、自分がデキナイを認めたところから学びが始まります。
1枚のメモでも写真でも、朝礼の3分でもいいので、持ち帰った気づきを会社の中で回していく。
そうやって少しずつ積み上げて、いつか先輩方を追い越せたら最高ですね。
その時は、先輩方には温かく見守っていてもらいたいですw
それではまた。



