グラウンドアンカー工における緊張時の初期荷重は0.1〜0.2程度でOKです。

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緊張管理

初期荷重とは何ぞや?

と言うのを聞かれたので書いてみようと思います。

Design and Construction Standards for Ground Anchors, and Explanatory Notes—Standards of the Japanese Geotechnical Society

 

書籍には「アンカーの緊張・定着を行う時にテンドンに与える引っ張り力」

と書かれています。

 

まぁそりゃそうでしょうねってことなんですがそれじゃわからないですよね。

通常で考えれば下記のように絵はだいたいなっています。

初期荷重

 

しかし、実際の現場ではPC鋼線にジャッキをセットした状態は下記のようになります。

初期荷重前

大げさに書いていますが、ジャッキをセットし緊張前なのでダラァーンっとなっています。

この状態から試験は始められません。ダイヤゲージを取り付けも出来ません。

その為一度初期荷重をかけてジャッキやPC鋼線をシャキンとさせます。

それが上の絵の状態ですね。

この状態になると足で蹴ってもほぼ動きません!

初期荷重と言っても数トンは掛かっているのでびくともしません。

 

初期緊張力は最大計画荷重の0.1~0.2程度で十分です。

ジャッキとPC鋼線をシャッキとさせるだけなのでw

ただし地山の地耐力が低い場合、計画最大荷重×0.3くらいの力が必要になる場合があります。

その辺はグラウンドアンカー施工士の判断になってくると思われます。

 

See you later.

  1. 長木大剛 says:

    いつも記事を参考にさせていただいています。
    今回の記事は,初期緊張力ではなく,初期荷重についての内容だと思いますが,いかがでしょうか。

     初期緊張力 Pi:アンカー頭部を緊張・定着する際にテンドンに与える引張り力の最大値であり,定着完了直後にテンドンに作用している引張り力を定着時緊張力という。初期緊張力は,定着具のセット量になどよる引張り力の低下を考慮して決定する。

     初期荷重 To:基本調査試験などで用いる用語(上記の内容)

    グラウンドアンカー設計施工指針,同解説の以下の項目をご確認ください。
     6.7定着時緊張力
     7.11緊張定着
     付録6
      6-8斜面安定に用いるアンカーの初期緊張力と定着時緊張力
      6-9土留め・山留めアンカーの初期緊張力と定着時緊張力
      6-11アンカー定着時における緊張力低下の要因とその影響
    よろしくお願いいたします。

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