皆さんこんにちは。
エンタです。
今回は、2020年に書いた「こんな営業マンは嫌だ」という記事を、今の私の視点で書き直しました。
元の記事は、ほぼ愚痴の羅列だったのでw
閑話休題
建設業をやっていると、材料屋さん、機械屋さん、リース屋さん、商社さんと、毎日のように営業マンとやり取りをします。
うちのような小さな法面屋だと、セメントや鉄筋、アンカー材、金網、足場材など、手配する物がとにかく多いです。
だから営業マンの良し悪しが、そのまま現場の段取りに響きますw
今回は、私が実際に取引をやめた営業マンの話と、逆に「この人の話はいつまでも聞いていたい」と思うデキる営業マンの話を並べて書いてみます。
コイツ何様だよ!?っていうのは勘弁してくださいw
あくまでも私の主観ですから、よろしくお願いいたしますw
こんな営業マンは嫌だ|取引をやめた材料屋の営業マン
以前、ある材料屋の営業マンと揉めました。
揉めたというより、私から「もうあなたとは取引しません」と言った形ですw
その人がどんな感じだったかというと、こんな具合です。
- メールを送っても、電話で念押ししないと受け付けてくれない
- FAXを送っても、電話しないと何の返答もない
- 連絡しているのに「聞いていない」とすぐ言う
- こちらに送信履歴が残っているのに、しらばっくれる
- 何かあると、とにかく言い訳から入る
- いちいち恩着せがましい
- 「御社のためにしっかりやってます」が口ぐせ
- 前職の自慢と、誰々と仲が良いという話ばかりする
- 他社の悪口や噂話を平気でする
結果、その時、その会社に対しては「メールして、FAXして、さらに電話する」という三重の連絡体制になりましたw
1件の注文に3回連絡するって、普通に考えたら無駄でしかありません。
それでも最初はイロイロ我慢しました(取引先も少なかったので、その時切ったらイロイロ面倒になるので)
私自身も失敗しますし、迷惑を掛けることもあるので、大抵のことは水に流せるんです。
ただ、その人の対応が原因で現場を止めることになったのが2回ありました。
現場が1日止まると、職人の手間も機械の損料も、そのまま消えていきます。
さらに腹が立ったのが、その失敗にかかったお金をしっかり請求してきたことです。
自社の失敗にお金を払うのなら分かります。
でも、相手の失敗のお金をこっちが払うって、どういう事だ?ってなりますよね?w
最後は「全部請求してもらって構わないので、あなたは2度と電話しないで下さい」と言って、うちの担当から外れてもらいました。
ちなみに、ベラベラしゃべる方だったので、たぶん他社で私の話をしていると思いますw

ここ最近の後日談ですが、その方飲酒で元の会社をクビになり(その他問題も)、今は独立しているそうで。
そしていまだに私の悪口言っているらしいです。
数人の方からお話しを聞くので間違い無いでしょうwww
嫌な営業マンとデキる営業マンの違い|比較表
じゃあ、デキる営業マンは何が違うのか。
私が実際に付き合ってきた営業マンを思い浮かべながら、項目ごとに並べてみました。
| 項目 | 嫌な営業マン | デキる営業マン |
|---|---|---|
| 連絡の受け方 | メールやFAXは電話しないと動かない | メールを見たら「受けました」と一言返してくる |
| ミスをした時 | 言い訳から入り、費用はこちらに回す | 先に事実と対応を言い、自社の失敗は自社で持つ、もしくは相談してくる |
| 話の中身 | 自分の話と他社の噂話がほとんど | 用件は短く、残りの雑談に役立つ情報がある |
| 他社の話 | 悪口や噂を平気で広める | 名前を伏せて、失敗の傾向だけを教えてくれる |
| 口ぐせ | 「御社のために」 | 「現場はいつからですか?」と現場を優先してくれる |
| 人脈の使い方 | 誰々と仲が良いと言いふらす | 必要な時に、必要な人を紹介してくれる |
連絡の受け方で、ほぼ分かる
一番差が出るのは、ここだと私は思っています。
デキる営業マンは、メールを受けたら短くても返事をくれます。
「受けました。納期は確認して夕方に連絡します」の1行で十分なんです。
これがあるだけで、こっちは電話する必要がなくなります。
逆に、メールを送っても返事がなく、電話して初めて「あ、見てませんでした」となる人は、遅かれ早かれ「聞いてない」が始まります。
私も忙しいと放置気味で、いつも申し訳ない気持ちで放置してます。。。(工事屋と営業マンの違いか!?w)
ミスした時の態度
人間なのでミスはします。
うちもよく失敗しますからねw
問題はミスの後です。
デキる人は「すみません、こうなっています。こうします」と、言い訳より先に事実と対応を言います。
嫌な人は、まず言い訳。
その後に「でも、うちも頑張ったんで」と恩着せがましい話が来て、最後に請求書が来ますw
「御社のために」は要注意
「御社のためにしっかりやってます」を何度も言う人は、私の経験上、だいたい自分のために言っています。
本当にこっちのためを思って動いている人は、わざわざ口に出しません。
自己保身が基本大事な方ですね。
前職自慢と人脈自慢
嫌な営業マンは、前の会社の自慢と「どこどこの部長と仲が良い」という話をよくします。
前の話の人もそうでした。
ところが、本人に確認してみると「別に仲良くはないですよ」という返事だったりしますw
しかも、その人の前の職場には私の知り合いもいたので聞いてみたら、評判はかなり悪かったです。
デキる営業マンは逆で、人脈を自慢しません。
例えば、こっちが「アンカーの緊張に詳しい人いない?」と聞いた時に、「それならあの人がいいですよ」と、黙って紹介してくれます。
人脈は言いふらすものではなく、相手が困った時に使うものなんだと思います。
悪い知らせほど早く来るか
もう1つ、私が営業マンを見るポイントがあります。
悪い知らせを早く持ってくるかどうかです。
例えば、メーカーの欠品で納期が3日遅れそうだとします。
デキる人は、分かった時点で「まだ確定じゃないですが、遅れるかもしれません」と電話をくれます。
こっちは、その3日で工程を入れ替えたり、別の現場の段取りを先にやったりできます。
嫌な人は、納品予定日の前日か当日に「入りませんでした」と言ってきます。
そうなると、職人も機械も現場に入った後なので、打つ手がほとんどありません。
工程を組み直せるかどうかは、連絡が1日早いか遅いかで決まります。

デキる営業マンの雑談は現場の役に立つ
デキる営業マンの話なら、私はいつまででも聞いていたいです。
その人たちに共通するのは、仕事の用件をしっかり済ませて、そのあとにちょっとだけ無駄話をする事です。
そして、この無駄話にすごく良い話や良い情報が多いんですよ。
例えば、こんな話です。
- 新しく出た材料や工法の話と、実際に使った会社の感想
- 名前は伏せたうえで、よその現場で起きたトラブルの傾向
- 材料の値上げや品薄の気配
- 人手が足りていない会社、仕事を探している会社の話
値上げや品薄の気配を少し早く知れるだけで、手配の前倒しができます。
どこの現場でも同じですが、材料が1つ足りないだけで全てが止まる可能性あるので、本当に助かります。
一方で、デキない人の話は、他社の悪口と噂話と自分の話がほとんどです。
仕事の話はちょっとだけw
用件の確認が雑なまま雑談に入るので、品番や数量や納期の確認が抜けるんです。
それと、他社の悪口を言う人は気を付けた方がいいです。
その人は、うちの事も他社で同じように話しています。
情報をくれる人と、噂を運ぶ人は、似ているようで全くの別物です。
その営業マンと人間関係、信頼関係がしっかり出来ていれば「ここだけの話」は有りなんですけどね。
デキる人は「どこの会社で」とは言いません。
「最近こういう失敗が多いらしいですよ」と、傾向だけを教えてくれます。
これなら誰も傷つかないし、聞いた側は同じ失敗を避けられます。
それと、デキる営業マンには、こっちからも情報を渡すべきだと思っています。
次の現場の着工時期や、だいたいの数量が見えた段階で一声かけておく。
そうすれば向こうも在庫や配送の段取りができて、結果としてうちの現場が止まりにくくなります。
情報をもらうだけの関係は、長続きしませんからね。
クレクレ君はどの世界でも嫌われる。

取引先の営業マンを見直す判断基準
じゃあ、どこで線を引くのか。
これは会社によって違うと思いますが、私の場合を書いておきます。
ミスでは切りません。
私自身も迷惑を掛ける側なので、そこは持ちつ持たれつです。
取引を見直すのは、次のような時です。
- 同じ種類のミスを繰り返し、反省して次に生かそうという気配がない
- 自分の失敗のお金を、平気でこちらに回してくる
- その人の対応が原因で、現場が実際に止まった
- なんか気に入らない(もうこれはしょうがない、相性大事)
前の話の営業マンは、この3つに全部当てはまりました。
失敗を許せないのではありません。
言い訳でごまかして、同じことを繰り返して、そのお金をこっちに請求してくる。
そういう人と付き合っても、何の発展もないし、勉強にもならない。
こっちが疲れるだけです。
ちなみに、切るのは「会社」ではなく「担当」で済む事も多いです。
前の件も、私がお願いしたのは担当を外れてもらう事でした。
材料屋さんの会社そのものが悪いとは限らないので、まずは担当の変更をお願いするのがいいと思っています。
担当を変えてほしい時は、その営業マンの上司に、感情ではなく起きた事実で伝えます。
例えば「何月何日に送ったメールの返答がなく、現場が1日止まった」という具合に、日付と結果をセットにw
メールの送信履歴やFAXの送信記録を残しておくと良いですが、そこまでする必要もなく、淡々と変えてほしい事実だけを伝える。
あくまでも1回2回のミスじゃ無く、今までの経緯の蓄積ですからね。
うちも営業される側であり、する側でもある
とはいえ、うちも元請さんから見れば、見積を出して仕事をもらう営業の立場です。
元請さんのメールに返事をしなかったり、自分の段取りミスを言い訳でごまかしたりすれば、同じ目で見られます。
メールを受けたら一言返す。
ミスしたら先に事実を言う。
他社の悪口は言わない。
これだけで、相手からの見え方はだいぶ変わります。
人としてしっかり付き合うという事です。
実際は仕事なんてどーでも良くて、たまたま仕事で知り合ったから付き合っているが、1人の人間として付き合えば長い付き合い出来ると思うんです。

営業マンの良し悪しは、扱っている材料の良し悪しより、現場に響く事があります。
同じ材料でも、納期の連絡が早い人から買えば現場は止まりません。
逆に、どんなに安くても、何度も電話しないと動かない人から買えば、事務所の手間と現場のリスクで結局高くつきます。
材料の単価は見積書で比べられますが、営業マンの質は見積書のどこにも書いてありませんw(酷い話ですが)
だからこそ、日々のやり取りで見ておく必要があるんです。
皆さんの周りにもいませんか?
私は、そういう人とは距離をしっかり保つタイプですw(そもそも付き合わない)
その分、デキる営業マンとは長く付き合いたいし、その人が困った時には、うちも何か返せる会社でいたいと思っています。
お互い様ですからね。
それではまた。



