モルタル吹付工における砂の1.24m3?って(配合について)

皆さんこんにちは。

エンタです。

モルタル吹付などで、昔から1.24m3って数字が使われていますよね

 

砂の1.24m3って何ですか?て聞かれます。

今は、仕方配合として、吹付モルタル1:4っで書いてあるだけです。(最近は配合すら書いてない?)

昔は、結構記載されていました。

モルタル吹付(1:4)  セメント420kg  砂1680kg(1.24m3)

の1.24ですが、

簡単に言うと1680kgをギュウギュウに押し詰めると

1355kg(比重によって微妙に異なる)になってそれは1.24m3ですよという事です。

要はぺーローダー(タイヤショベル)でダンプに砂をに乗せた場合、

空気等の空隙も含まれ、その重量が1680kgです。

 

今では市場単価となりましたので、あんまり出てこない数字となりましたが、

昔は積算や数量計算時に使用する数字でした。

1m3当たりの1.24m3にロス率を掛けた数が設計とか。

マスターレオビルド

水セメント比(W/C)ダブルバイシー

モルタル吹付工においては45~55%が標準です。

夏場は乾燥と熱が激しいので55%に設定し、ワーカビリティーを上げて施工

冬は凍結防止の意味合いで49%位にするとかの調整があった方が良いです。

最近特に添加剤(減水剤)がかなり高性能なのでそう言ったモノでの品質強化も望めます!

下手な防凍剤使うよりも高性能減水剤の方が効果高いです!(コレ絶対)

 

夏の高性能減水剤はFT700がオススメです。

クラック防止にはかなり役立つと思います。(経験値)

FT700N 混和剤

 

それではまた。

  1. 法面初心者 より:

    この記事でいつも勉強させてもらってます。
    質問なんですが、1m3当たり砂が1.24m3
    吹付厚10cmの100m2当たりは単純にロス無しで1.24m3✖︎10m3で合ってますか?

    • エンタ エンタ より:

      計算だけで言えばそう言うことになります。

      ただし、今時は市場単価なのでロスとかの考え方は無くなりました。

      1.24m3と言う言葉も無くなったと思います。

      なので、1:4だけで考えた方がわかりやすいように思います。

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