地滑り対策工の基本的な考え方(その1)

皆さんこんにちは。

エンタです。

先日から長野県伊那市に鉄筋挿入工に来ています。

足場のクランプが自在ばっかりで足場がグラグラwww

しかも、法面がほぼ直(ちょく)なので後ろに倒れそうw

フレームキャッチャーで対策しますw

足場材の規格


閑話休題

先日Twitterで非常に分かりやすい法面の滑りについての絵と解説がありました。

これ非常に分かりやすのでデーターにしたいと思ったので許可を頂きデータにw

 

地滑り対策工の合言葉

切り盛り抜き刺し

私もこの言葉は若い頃に聞いた事があります。

誰が言ってったか覚えてませんけどw

 

切り➡排土工(切土工)

盛り➡盛土工

抜き➡地下水排除工(抑制工)

刺し➡グラウンドアンカー工、杭工(抑止工)

 

これが大前提です。

今回は排土工を絵にしてみました。

 

排土工

線より上の部分が滑ろうとした場合、滑ろうとする部分を取って山全体を軽くします。

 

排土工 排土後

点線の部分を切り取りました。

 

排土して山が軽くなり滑りがなくなると言う考え方です。

大きな滑りは排土で対策できましたが、

排土後に出来る法面も滑るため法枠や鉄筋挿入工などで対策します。

 

次回は2を書きます。

 

それではまた

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