大幅な角度調整はテーパープレートを使う

皆さんこんにちは。

エンタです。

テーパープレートって知っていますか?

 

まずテーパーって言葉ですね。

金属加工業界ではテーパー加工と言います。

テーパーって言えばその業界では当たり前の言葉なので覚えておいて損は無いです。

 

テーパーとは先細りになっているモノです。

テーパー

こんな感じです。

イイ感じの絵がネットに落ちてました!

 

で、我々がよく使う?テーパープレートというのはのり枠工とグラウンドアンカー工の打設角度が20度を超える場合に使用される受圧板です。

テーパープレート

3DCADで書いてみました。

例えば、打設角度差が25度有った場合法枠の交点で角度を作るのか、この様にテーパープレートを使用するのかによって選択肢は異なりますが、

グラウンドアンカー工の頭部処理部材の角度調整台座の最大調整角度は20度程度です。

あと5度足りません。そんな時にこの様なテーパープレートを使用する訳です。

 

テーパープレートは鉄製で永久アンカーの場合はドブズケ亜鉛メッキを施してあります。(アンカープレートと同じ)

そして、現場合わせで作成出来るのである程度融通が利きます。

鉛直方向の角度+水平方向の角度の場合でも意外と簡単に作れたりするので便利です。

もしくは法枠で鉛直角は調整し、水平角をテーパープレートを使用するなどと言った方法もあります。

 

法枠や受圧板との角度の関係は非常に大事な事なので、こう言った調整台座の存在は知っておいて下さい。

それではまた。

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