ロータリーパーカッションでは土質調査は難しい!

皆さんこんにちは。

エンタです。

先日の記事でフルハーネス安全帯の件で数社の方からお電話頂きました。

ありがとうございました。

情報は余すこと無くお伝えしますのでイイ物、作業しやすく安全なモノを販売して頂きたいです!

安全帯


閑話休題

ロータリーパーカッションでの調査ボーリング工

ってザックリ出来るって知っていますか?w

このザックリって言うのがミソなんですが、正確には出来ません。

と言うのも、ボーリング調査のデータって柱状を主として採取しています。

乱されていない柱状の土質資料でなければ資料として見なされません。

以前も書いたのですが、スライムは土質試料ではありません。

土質試料
地質調査の基本 http://www.chugoku-geo.or.jp/book/export/html/3

そして、先日ある現場でやってみました。

もちろんロータリーパーカッションです。

特殊なコアチューブを購入していました。それを試す時が来ました!

ロータリーパーカッション コアチューブ

チューブの中にビニール袋を装着して、回転させ押していくとその中に土質試料が入る仕組みです。

水は少しずつ入れていきます。摩擦でダイアモンドの刃が摩耗しない程度に。

1日に4m~6m程度行けば良い方で、最悪の場合ホント進まなくなります。

 

そして結果は失敗。

 

失敗しましたね(笑)やはり回転が足らない!

ロータリー削孔機は回転数がかなり早いです。

ロータリーパーカッションの3倍~5倍位の早さで回ります。

その回転の早さで山を切りながら押していくので綺麗にコアが抜けるんです。

ロータリーパーカッションは回転が遅いので山を刃で削りながら押すので乱れてしまうんです。

 

正直もう少し上手く行くと思っていましたが、全く駄目でした。

最終的に、アウターケーシング内にコアを詰まらせながら0.5mごとに引き上げて、

ケーシング内のスライムを取るという方向に変えました。変えざるを得ませんでした。。。

 

先日の話しではないですが、餅は餅屋ってこの事ですね(笑)

しかし、ココで諦めるわけには行かないのでまた何かチャンスがあれば挑戦ですね。

削孔機のオービットモーターを変えると回転数を変えれるらしいのですが、メーカー推奨ではありません。

さすがにそこを変えるよりも、ロータリー削孔機を買った方が良さそうですよねw

がんばろー

ザックリとした採取データー、参考試料と報告書はまとめて元請けに提出しました。

あとは役所とコンサルががどう判断するかで乗込時期が決まってきそうですwww

正直なところ思いっきり遅れて欲しい・・・・

 

それではまた。

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