頭部処理は人もアンカーも同じ!丁寧に行う事!

皆さんこんにちは。

エンタです。

先日ある現場でこの様なアンカー見ました。

古いアンカー

これスゴくないですか!?w

仮設アンカーなんですが、何年前??って感じですよね。

恐らくですがそんなに古くないと思うんです。

しかも、BH(バックホー)でボッコボコにされてて笑えるんですけどw

 

パッと見の情報見るとPC鋼線が4本なので400KN以下のアンカーですね。

そして、アンカー屋の頭部処理の考えが???なのか、監督の問題なのか?は分かりませんが、通常は施工としてやらない土嚢巻いてますねw

その為、アンカーとしては効いてはいると思いますが、このまま錆びて行った場合近いうちに抜けるでしょうねー

抜けて近くに人がいない事を祈ります。

 

すでにPC鋼線の殆どが切れており掴みしろがありません。

これは非常にヤバイですね。

今は効いています。(荷重が掛かっている状態)

しかし、予定以上の雨が降った場合ドーンっと行くでしょうねー

 

グラウンドアンカー工に置いて施工後の頭部は命です。

ココだけはゼッタイに死守して欲しいカナメの部分です。

今までこれで土圧を抑えていたのにそれが解放されたらどうなるか分かりますよね?

 

いくら仮設アンカーで有ってもココだけは死守して欲しいところです。

アンカー頭部処理

仮設でもしっかり油を塗ってビニールテープでグルグル巻きにして下さい。

仮設アンカーだと元々油まみれのPC鋼線なのでそのままビニールテープでもOKです。

仮設アンカー

極力水分が直接付かない様にすると少しでも長く健全な状態を維持出来ると思います。

 

それではまた。

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