静的破砕工の施工方法(その5)

皆さんこんにちは。

エンタです。

静的破砕工の施工方法(その1)

静的破砕工の施工方法(その2)

静的破砕工の施工方法(その3)

静的破砕工の施工方法(その4)

静的破砕工の続きです。

静的破砕工

時期にもよるんですが、パワーブライスターを入れたら30分~1時間程度でバシバシクラック入ります。

気温が高ければより早く反応するので手早い作業が必要です。

モタモタしてるとすぐに袋が大きくなって挿入不可能になるので気をつけて下さい。

静的破砕工

側面が見える所はクラックが一気に入るので気をつけて。

最悪の場合倒れる危険性が十分にあります。

 

先日、クラックが入った部分を取り壊した動画が現場から届きました。

エンタ社員の歓喜の声がwww

始めて見た工事だったので興奮したんでしょう!?www

 

基本的には孔を開け、破砕剤を入れた所だけにクラックが入ります。その後軽くバールで等でこじるか、BH(バックホー)で引張るか。

BHで引張った方が安全なのでオススメです。

勝手に割れて落ちるのは危険を回避しにくいので、出来るだけ危険をコントロールしたいですね

静的破砕工

この後も上部を取り除き、下部も割っていきます。

手間は掛かりますが、割る時は気持ち良いですねw

 

今回で静的破砕工の説明は終わりますが、

もしも疑問・質問等が有ればメールか、コメントに頂ければと思います。

 

それではまた。

  1. はる より:

    いつも朝一に拝見しております。なぜ、亀裂は、孔から孔の方向に入るのですか?なんとなく、ブロックの厚さが薄い方向(孔と孔を結んだ方向と直角側)に亀裂が入ってもよさげな気も?

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