鉄筋挿入工における鉄筋は出来る限り1本モノが理想!

皆さんこんにちは。

エンタです。

鉄筋挿入工

鉄筋挿入工でよく聞かれるのですが、鉄筋の長さどの位にする?って

2重管削孔の場合、機械のハンマーが邪魔になって入りにくいことがありますが、だいたい入ります。

鉄筋挿入工の最大値5m程度なら余裕です。7mでも余裕で入ります。

入らなかったことがないですね。(多少機械のハンマーサイドを擦ったりしますけど)

長すぎると何が大変かというと、重さですね。

7mでD25とかになると3.98kg/m×7m=27.9kg

結構重たいですよねw

 

しかし、ココで5mの鉄筋を3m+2mに分けるとかえって手間が増えたり面倒な事になるんです。

接続する場合は接続カップラーを使用しますよね。

d51 カップラー

上記写真はD51のカップラーですw

小さいサイズのカップラーがなかったので・・・

 

まぁこう言った金具を使用して鉄筋をつなげるわけです。

が!ココで問題が有って、このカップラーのネジ目って極粗目(ごくあらめ)なんです!!

ネジって細目(さいめ)と並目(なみめ)が有るんですが、細目は締めると取れにくくなります。

並目でもしっかり締めれば簡単には取れにくい構造です。

 

しかし、鉄筋挿入工のネジ節棒鋼は超粗目ですw

例えば、パイプレンチ(パイレン)で思いっきり締めたとします。

それをセットハンマーで数回叩くと簡単に外れますw

そのくらい外れやすいんです。

 

アウターケーシング内に鉄筋を挿入しケーシングを抜いた時に振動で外れるって事がたまに起きます。

そう言うしょうもない事が起きないようにする為にやはりカップラーを使用せずに1本物で施工する方が施工不良防げて良いです。

仮に外れなかったとしても、若干緩んでいたりするよりは強度も担保出来ます。

 

鉄筋挿入工の時の鉄筋は出来る限り1本モノで施工する方をオススメします!

 

それではまた。

  1. 廣田士朗 より:

    いつも現場のノウハウを分かりやすくとても役にたっています。今回のテーマとは、ずれますが、削孔機の手元の作業員さんですが安全帯は、必要でしょうか?足場の上だから必ず安全帯やれよという元請けさんいるかもしれませんが、巻き込まれる危険性ありますよね。アンカーの現場で有ればオペと手元は、安全帯使わなくてもいいように了解を得て、作業手順の読み合わせで確認できないものなのでしょうか?もちろん、他の作業するときは、使えるように用意は、しときますが。フルハーネスの安全帯の時代、現在どのようになっているのか分かりませんが。偉そうに生意気なことコメントして失礼いたしました。

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