鉄筋挿入工でセメントミルクとは違う初めての注入材を使用してみた!

皆さんこんにちは。

エンタです。

注入

先日始めての施工をしました。

あまり詳しくは書けませんが、NATM工法ですねw

 

よくトンネルなどで施工するアレです。

注入圧力は2Mpa程度で注入して固まるまで(ゲルタイム)約1分程度です。(気温20度前後で)

そして水の中でもしっかり硬化するので止水もバッチリな製品!

 

それを普通の法面で施工しました。

トンネル屋ではないので非常に良い経験です。

シリカレジン

口元は噴出しないように間詰めしてあるのですが、下が詰まってしまえば上にあがってくるわけで多少漏れ出ました。

これはすでに反応しているので硬いのですが、思ったよりも硬いです!

ハンマーで叩いてもびくともせず、ヘコむかな?って思いましたがヘコみもせず。

弾力があるのに硬いので効果は非常に高いですね。

シリカレジン 流量計

薬液自体もグラウトよりはサラサラなのでドンドン入ります。

(流量と流速注入圧をしっかり管理しているので管理はかなり楽です。)

ドンドン入ったとしても粘土が低く拡散され奥から膨らんで膨張してくるので亀裂等への影響力は大きいですね。

 

ただ、グラウトよりも強度はないので周面摩擦とか引抜確認等は期待出来ません。

 

初めての工法はもの凄く勉強になります。

本当はもっと知ってもらいたいのですが、言えない工事箇所なので守秘義務で終了ですw

 

法面だけやっているとホント井の中の蛙です。

その他の工法をもっと知ることで、法面への転換も出来るんだろうなーって思いつついい勉強になりました。

 

それではまた。

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