試体の作り方のルール

皆さんこんにちは。

エンタです。

供試体

供試体作っていますか?w

 

この供試体作成にもルールがあるという事は皆さんご存じですか?

正直私も勉強不足であんまり考えていなかったんですが、ある事をキッカケに調べる事に。

 

供試体作成するときにグラウトの場合だとブリージングで下がりますよね?

かさあげしなかった場合は。

セメントミルク 供試体作成

かさあげして作った場合は後ほど切るか削るかできるので大丈夫かと思います。

ブリージングで下がった場合は注意が必要です。

 

供試体の寸法の許容差は,直径で 0.5 %以内,高さで 5 %以内とする。

と決まっているんです。

セメントミルクの50×100の供試体の場合、直径で0.25㎜、高さで5㎜と言う事です。

 

そして、仮に高さが5㎜以下でキャピングを行う際のキャッピングの厚みも決まっています。

キャッピング層の厚さは,供試体直径の 2 %を超えてはならない。

上記供試体の場合だと、キャッピングの厚みは1㎜以下という事になります。

 

と言う事は、大きめに作って削った方がイイって事ですね。

最近では研磨機が凄いので簡単に削ってしまいます。コストはかなり高いですけどw

片面500円~1000円とか・・・・

 

しかし、強度が出ないよりはマシですから。

ちなみに、上記ルールは

コンクリートの強度試験用供試体の作り方 JIS A 1132:2014

 

ネットで調べても出てきます。

この辺は知っておいて損は無いので是非覚えておいて下さい。

 

それではまた。

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