見る事の出来ない法面工

皆さんこんにちは。

エンタです。

先日現場の確認に行ってきました。

まぁ来月乗込の法面なんですけど、そんな事よりももの凄く興味深いモノを見つけました!!

既設モルタル吹付

既設モルタル吹付の上に更に吹付けしている跡です!

新しい方のモルタル断面は結構綺麗でまだまだ水も浸みていないようなモルタルでした。

とても良い施工をされている感じを受けました。

 

が、古い方の施工は厚みもまばらで、吹付ロスがしっかり噛んでいる跡を見つけました。

この国道はかなり古い国道でこの法面が出来たのは定かではありませんが、最低でも30年は経ている?可能性があります。

 

吹付ロスとは砂とセメントがしっかり撹拌出来なかった部分、
もしくは分離してしまって強度の無い部分

ロスが噛む

時代を超えてその吹付ロスが見えますよねw

これが数十年前の吹付ロスです!

こういうのって壊してしまわないと通常は見られないモノですから非常に大事ですね。

こんな部分の写真を撮って、今から施工する現場の写真を撮らない私を見て元請けは「???」って顔していましたけどw

 

このモルタルのコアをとって強度も調べて見たいですよね。

洗い分析試験(配合が分かる)とかしたりしてみたいです。

 

過去の施工に敬意を払いつつ、また新たに同じ場所に施工するわけですがなかなか感慨深いモノがあります。

また後生に残せる良い仕事が出来る事を期待しています!

 

それではまた。

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