被災したグラウンドアンカー工の除去方法はコレだ!(その2)

皆さんこんにちは。

エンタです。

被災したグラウンドアンカー工の除去方法はコレだ!(その1)

能登地震 グラウンドアンカー

先日の続きです。

 

アンカーヘッドからどうやって除荷するのか?

くさび形とナット型の除去ですが一番簡単でお金が掛からない方法は、

ガスで炙るです!

もしくはガスで切る!

 

ええええええええええええええって思われがちですが、それが一番早くて簡単です。

 

アンカーヘッド

クサビタイプの方は出来るだけ、クサビだけを炙ってください。

そうすると、緊張力が掛かっているとPC鋼線は中に引き込まれます。

それで1個ずつ除荷するイメージです。

 

ただし、ガスを使用中は絶対に正面に立たずアンカーヘッドの後ろには網などの張ってもしもの時の為に養生はして下さい。

ガス 切断

また、ネジ式のタイプはネジを溶かしてしまうのも有りです。

通常のガス切断でも問題ありませんが、ランサーなどを使用してナット自体を溶かし切る。

ランサー棒 切断

俗に言うランサーですね。

正式名称はランス棒。

火力が大きいのでバシバシ切れます。

しかも火元から結構離れるので安全です。(使って行くと短くなり近くなりますww)

 

コレを言ってしまうと安全がぁ~とか言われそうですが、安全対策のやり方は色々考えられるので

ガスで切るを大前提に安全対策を考えられればいいのかな?って思います。

 

コレだけの量の除荷となると大変ですからね。

時には大胆にコストを掛けずに施工する事も大事だと思います。

 

それではまた。

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