粉塵より怖いのは“蒸し焼き地獄”かも !?夏の現場で倒れる前に!防塵マスクの正しい使い方!!

皆さんこんにちは。エンタです。

先週三重県桑名市で気温が40度!!

気温

その辺の近くで現場しているんですが、マジで地獄です。

空調服なんて一切効かず、熱中症を助長しております。

そのため体調不良者続出!!

ソロソロ空調服神話ヤメレって思っています。

特に100%着用のゼネコンさん!

今の気温で空調服着ると熱中症を助長する事知って欲しい。

一瞬現場に行くだけの人と違って施工者はずーっと現場にいるんですよ?

100%常に着用させ事故起きたらどの様にするのかな??

自己管理責任か??


閑話休題

防塵マスク使用していますか?

3M 防塵マスク 8805 DS2

我々であれば、ガンマン、ノズルマン、セメント入れ。

だいたいマスクをしますけど、

それ!

熱中症になりやすいんです!!

 

法面屋の皆さん、暑さの中での作業、本当にお疲れ様です。

だけど、その「粉塵対策」でつけてるマスク……

実は、熱中症のリスクを高めていること、ちゃんと知ってますか?

特に管理者!!

■ なぜ防塵マスクは熱中症のリスクになるのか?

◎ ① 口元の熱がこもる

マスクは呼気(吐く息)の熱と湿気を外に逃がしにくく、顔まわりの温度が上がります。

特に不織布や活性炭入りの高機能マスクは保温性が高く、顔面蒸し焼き状態

参考:日本産業衛生学会『作業環境における熱ストレス指針』(2020年版)

◎ ② 呼吸が浅くなりやすい

暑さの中でマスクをつけると、呼吸が浅く早くなります。

これは過換気を引き起こし、体内の水分と塩分がさらに失われやすくなる。

◎ ③ 口の渇きに気づきにくい

顔が覆われてると、「喉の渇き」に鈍感になります。

気づいたときにはもう脱水が始まってるなんてことも……

マスク


■ 現場で実際に起きてること

大手ゼネコンが管理してる現場でも、

「安全のため防塵マスク必須!」の現場で、1名が軽度の熱中症になりました。

でもコレは実はマスクのせいだとは分かっていないと思います。

当然色々な要因があって熱中症になっているとは思いますが、1つの要因ではあるという事です。

現場で粉塵が舞ってると、マスクはもちろん必要。

だけど「常時着用」っていうルールが、実は命を削ってるかもしれないって話なんです。


■ どうすればいいか?

  • 特に暑い日はマスクを外して!

  • 吸気弁付きの高通気型マスクを使う(N95は避ける)

  • 定期的な水分・塩分補給を忘れない

■ 専門家の見解も

厚生労働省も2022年夏に発表した資料で、

「マスクの着用は熱中症のリスクを高める。屋外で2m以上の距離が保てる場合は外すことが望ましい」

と明記されています(厚労省「令和4年夏の熱中症予防行動」より)。


熱中症 マスク

安全のための防塵マスクが、身体を壊す原因になってしまっては元も子もない!

正しい知識とルールで、現場の安全と作業員の健康を守りましょう!

現状では「安全の為には死ねる!」状態で笑えないですね。

それではまた。

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