皆さんこんにちは。
エンタです。

今回は、法枠工になぜコンクリートを使用しないのか?
て事で話しを進めます。
配合のおさらいです。
| 項目 | モルタル | コンクリート |
|---|---|---|
| 主な材料 | セメント+細骨材+水 | セメント+細骨材+粗骨材+水 |
| 粗骨材(砂利) | ❌ なし | ⭕ あり |
| 配合比 | 1:4セメント:細骨材 | 1:4:1セメント:細骨材:粗骨材 |
| 水セメント比 | 45%~55% | 45%~55% |
| 強度 | コンクリートより低い | モルタルより高い |
コンクリートには粗骨材が入っています。
コンクリートを法枠に吹くと!?
コンクリート吹付を行った場合

これが一般的な法枠の吹付前の断面図です。
ココにコンクリートを吹付るとします。
そうするとどうなるのか?

小さい三角が粗骨材で埋まって見えるのが細骨材と思って下さい。
そして、粗骨材が入ることによって空隙が生まれます。
吹付の場合はエアーの圧力でバチバチ叩き付けながら吹くわけですが、どうしても空隙は出来ます。
コレは普通にコンクリートを型枠に流し込んでも空隙ができるのと全く同じ現象が起きます。
要はエアーを一緒に取り込んで行っているのでエアーが閉じ込められる現象です。
通常の型枠でコンクリート打設した場合はバイブレータをかけます。
しかし法枠の場合はバイブレータを掛けることが出来ません。
そのためエアーが入ったまま硬化することになります。
モルタル吹付を行った場合

同じ吹き方をしたとしてもある程度しっかり詰まって行きます。
当然ですが、エアーを使用して吹付けしているので完全にスが無くなる訳ではありませんが、コアを抜くと大体しっかり入っています。
※スとは 空隙やエアー溜まりの事
昔はコンクリートで法枠を吹付けしていた時期もありました。
しかし、それがアカンと言う事が数年して分かり、今ではモルタルが主流になりました。
この辺は法面保護協会の書籍にも載っていたはずです。
確認して見て下さい。
次回はベタ吹きでのコンクリートとモルタルに付いて書いてみます。
それではまた。



