法枠工においてなぜコンクリートではなくモルタルなのか?

皆さんこんにちは。

エンタです。

法枠吹付工

法枠吹付工やっていますか??

 

法枠吹付ってなんでモルタルで吹付けているんでしょうか?

昔はけっこうそれで協議書出したりしていました。

なぜならコンクリート吹付工で法枠が設計に入っていて、モルタルよりも安いので採用されていました。

最近はもうモルタルが一般的になってきたのでよっぽど無いとは思いますが。

 

結論だけを言うと、

粗骨材が鉄筋と網のあいだに挟まったりしてが出来るからですね。

スとは隙間ですw

スって言わない?(東海地方では言います。。。)

粗骨材が邪魔をしてしまいます。

法枠吹付工

粗骨材が詰まって、そこの下にコンクリートが充填されない可能性を考えるとモルタルの方が良いですよね。

 

実際法枠の側面にコテを当ててみるとコンクリート吹付の場合だと粗骨材のせいで穴が空いている所は多々有りました。(過去)

職人してたりコテやった事がある方は分かると思います。

 

そもそも法面においてのコンクリート吹付工ってナンセンスだと私は思っています。

職人や監督のほとんどが分かっていると思いますが、

粗骨材のほとんどが(半分以上)はロスとして下に溜まるだけ。

 

買ってきた材料が吹付の段階でほとんど目の前でゴミになって行くんですw

コンクリート吹付工

吹付圧力で石(粗骨材)は法面に当たって弾けて飛んで行きます。

何が大変って、最後のこの石の片付け!(産業副産物)

お金掛けて粗骨材買ってモルタルに入れて、吹付でほとんどがゴミとなる。

モルタル吹付工で施工して、横から粗骨材をまぶした方がよっぽどくっつきますねwww

 

片付けだって時間かかりますから。

だから知っている監督は、承諾でモルタル吹付工に変更している方も多いですよね。

 

吹付においてのコンクリート吹付工は結構イロイロと弊害があると言うことです。

そう言った理由からも法枠工ではコンクリート吹付工は使われずモルタル吹付工が一般的に使われます。

 

それではまた。

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