施工管理において、現場条件によってデキナイ管理があるときはどうする?

皆さんこんにちは

エンタです。

緊張試験 グラウンドアンカー工

こんなところで、グラウンドアンカー工の試験をしています。

なかなか体験できない事で、非常に大変なんですがすべてのモノをPPロープで結んでいます。

理由はわかると思いますが、落としたら終わりだからですwww

 

その為すべてのモノに、持ち物から道具からすべてにPPロープを。

こういった環境下で仕事するための工夫ですね。

今回このような所でグラウンドアンカー工を施工したのですが、一番の難題の緊張での試験!

通常であれば確認試験、適性試験を行いテンドン(アンカー体長)の伸びを管理します。

しかし、ここは海の上!

 

足場はすべてシートパイルから取っていますし、すべてがつながっています。

不動点を取ることが出来ません。

こういった時にどのように管理するか?

SEEE 緊張工

って事なんですけど、今回はどうやっても出来ない!って理由で出来ないのでやらないって話を役所にしました。

どうしても出来ない事を、やった風なことにしたくないためです。

こういう嘘の管理をしてしまうと次に受注した会社が困ってしまう事で避けました。

 

実際は、ジャッキのシリンダーストロークだけを測定して数字だけは確認していますが、

合っているかどうかは???w

 

よく現場である事なんですが、出来ない事を出来た風な事にして写真を撮って

さも管理している風に見せる事があります。

私は基本そういう事には反対意見なのですが、

元請けの指示と役所の指示があればやりますw

納得はしていませんけど、仕事ですのでww

 

たいたいこういう事ってあとから困ったことになるのが常で、後から言われてもどうしようもないんですよね。

施工としてはしっかりしていても、施工管理の項目にある以上は管理しなければならないという気持ちもよくわかります。

しかし、デキナイ物は出来ない訳でそれを打合せ簿で書いて役所の指示を仰ぐ方が至極まっとうだと思います。

 

いい加減な嘘(管理)があとから変な事になるよりはですね。

管理していてそういう事って多々あるので、出来る限り誠実に行きたいですね。

デキナイ時は出来る様に(イレギュラー)他の方法で管理方法を作るか、

デキナイものとして役所に相談するか

どちらにせよ、役所や元請けなどに相談していく方が良いですね。

 

一番まずいのは、誰にも相談せずに自分一人の考えだけで突っ走っていく事です!

これが一番危険で後から取り返しがつかないことになるので要注意です。

 

それではまた

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