グラウンドアンカー工の緊張力は設計アンカー力よりも低い方が良いのでは無いか?

皆さんこんにちは。

エンタです。

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グラウンドアンカー工の緊張力ってはどの位で緊張していますか?

 

コレって意味分かりませんよね?w

例えば上記写真の様に、最大試験荷重が39Mpaだった場合は39Mpa荷重を掛けて試験をします。

そして設計定着荷重が30Mpaだった時にはどの位かけますか?w

 

まぁ通常であれば100%の30Mpaかけると思うんです。

それが当たり前だろ!?って思いますよね。

 

しかし、その昔は設計荷重の80%で止めておきましょう。

って言う思想がありました。

待受型のアンカーにするって事です。

たしかに、PC鋼線には100%の荷重でも十分余裕があります。

しかし、昨今の地震などを考慮すると80%位で十分なような気がするんですよね。

地震によって過荷重となった場合100%以上の荷重が掛かりかろうじて耐えているアンカーや、

破断しているアンカーが多く見られます。

 

それよりも動き出してもしっかり止めるアンカーでいいと思うんです。

それまでの間はとりあえず止まっていれば良いので80%程度で20%の余力を残して。

過荷重アンカー

過荷重になると上記写真の様に鉄板を設置して飛び出した時に押さえる様にするなどの対策が必要になります。

こんな事になることが分かっているのであれば先に荷重を80%程度に抑えておくことが良いのでは?

 

その昔までは結構80%程度で抑えるとか結構やっていましたので、今後はそう言う提案も有りなのでは無いのか?

って思います。

ただ、問題は役所に提案したところで役所は設計コンサルに確認を取り、

設計コンサル側の考え方が違えば話にならないのですけどねw

昔は良くやっていた事が今は無くなってしまっているって考えがイッパイ有るのでなんとも難しい所です。

 

地震に対してはこう言った考えの方が良いとは思うんですけどね。

そもそもアンカーにプラスして水抜きをしっかり入れていれば普段は早々滑らないとも思っていますけどw

いろいろな考え方があるのでその辺はむずかしいw

 

それではまた。

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