グラウンドアンカー工における現場での備忘録その1(土被り)

皆さんこんにちは。

エンタです。

先日元請けからアンカーの土被りはどの位ないマズいのか?

と言う質問を受けました。

私の記憶の中では3mだった様な・・・

って思って調べて見ると5mでした。

最近ホント忘れがち。

グラウンドアンカー工設計施工基準もほぼだいたい覚えていたつもりだったんですけど、見なくなると急に忘れますね。。。

 

忘れていた方はココでおさらいしておきましょうw

 

そもそもグラウンドアンカーの土被りとは何かというと、アンカーを打設した際に定着部の一番上から地山の上までの距離のことです。

土被り グラウンドアンカー工

絵で見ると分かりやすいと思います。

この土被り部分が5m必要です!

 

これ以下になると上載圧(上載荷重)が少なくなり最悪の場合地山が緩んだりし抜ける原因になるという事です。

十分に気をつけて下さい。

と言っても通常の設計であればこの辺も考慮されていますが、場合に寄っては上部を掘削する場合とか有りますので注意が必要です。

ちなみに、グラウンドアンカー工設計施工基準のP65~P66に書いて有ります。

グラウンドアンカー工設計施工基準に基づき、現場で大事な部分をまた解説していきたいと思います。

 

それではまた。

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