グラウンドアンカー工におけるパッカーの作り方(その4)

皆さんこんにちは。

エンタです。

月曜日ですよw

月曜日

今日から2日間、小田原で石積崩壊対策工事の講習を行います。

講習内容は施工方法を順番に教え実際に体験してもらいます。

管理方法や品質、施工のコツもしっかり覚えていってもらう予定です。

またその光景を撮影して皆さんにお届け出来ればって思っています。


閑話休題

パッカーの作り方講座(その4)

パッカーの先端からです。

あれから倉庫に走り、余ったφ90用のパッカーを30cmほどカットし準備しました。

パッカー先端とスパンシールの長さ

パッカーの横幅とスパンシール(ブチルゴム)はだいたい同じ長さに切ります。

この時、スパンシールはケチらずにふんだん使った方が良いです。

先端をいかに漏らさないかが大事です。

スパンシールを中に入れる

スパンシールを綺麗に中に入れます。

スパンシールを綺麗に入れる

開くとこんな感じです。

長いぐらいが理想です。短いと絞りにくくなります。

中に入れたら、スパンシールを絞る訳ですが、綺麗に折り畳んでいくと良いと思います。

この辺で思いますって書く理由は、特に決まりが無いんです!

結果として漏れなければOKなのでどの様にやっても問題無いって事です。

パッカー先端を絞る

スパンシールを中に入れて、パッカーを一度おります。

おった所をMの様に綺麗にたたんで、そこを番線などで絞ります。

私の場合でオススメはホースバンドで、サイズに合ったモノを使用しています。

パッカーで使用するホースバンド

こう言うモノで鋼線が2本とか4本であれば70~90㎜程度のバンドを使用します。

本数が少なければもっと小さなOKです。

比較的ホームセンターなどで売っているのですが、買うのであれば1個150円のモノが良いですよ。

このホースバンドは安いモノで(ホームセンター価格)150円~350円程度のモノまであり、

インシュロックでも問題無いのですが、引張強度を考えるとスチール製がオススメです。

 

このホースバンドだとインパクトレンチでギュンっと締めれますし確実です。

そして、この上からインシュロックをギュッと締めておけばなお最高です。

金属物なのでもしかして引っかかる場合も想定して幅広のビニールテープでグルグル巻きにしておきます。

こうすると広がろうとしてもビニールテープ+インシュロック+ホースバンドで強力に固定出来ます。

先端は特にガンガンに拘束して下さい!

 

番線はうまく絞れる人とそうで無い人の差が出ます。

なのでホースバンドを使用しています。

少しでもミスを防ぎたい所です。

先端を真結びしてもイイと思います。

 

それではまた。

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