冬の吹付はお湯割り凍害対策で決まり!

皆さんこんにちは。

エンタです。

いぜんのお湯割りの記事を覚えていますか?

お湯割りで!

セメントミルクをお湯で作成する事によって、打設時の練上がり温度をあげる事が出来ます。

特に冬期においての品質向上には最高だと思います。

吹付法枠工

先日から法枠を施工していますが、連日の寒波でマイナス気温が続いています。

朝一はマイナス3度ほどです。

やはり愛知県なのでそれ程までは下がりませんが、

やはりあまりモルタルにはよくありませんし最悪の場合凍害になる可能性も十分あります。

ボイラー温度

今回の条件

外気温:5度前後

練り混ぜ水の温度:55度±3度

※写真の外気温はボイラー近くのため上がっています

モルタル 練上がり温度

上記条件時の練上がり温度は約17度です。

この温度だと初期硬化がこの時期にしてはメチャクチャ早いので凍害を防ぐことが出来ます。

 

何段階か実験をしました。

外気温度 お湯温度 練上がり温度
5.5度 56度 16.9度
4.5度 70度 17.0度
4.1度 48度 11.1度

仕上がり温度は高いほど良いのですが、あまり高いとその他の機械に影響がある可能性があります。

オススメ温度は外気温にも寄りますが、55度前後が良いと思います。

そして水中ポンプは耐熱ポンプにしないと壊れる可能性があるので十分気を付けて下さい。

吹付用お湯

防凍材を使用するよりも十分効果が出ますし、怪しげでないためオススメです。

防凍材で凍ったって話しは多々有りますし、

根拠がかなり怪しい(イロイロ知ってるけど言えないけど)のでお気を付けて。

全部の商品がとは言いませんが、吹付に使用している製品は怪しいですw

やっぱり凍った防凍材

 

この季節正確に品質向上目指して吹付けするのであれば、お湯割りが一番です^^

冬の吹付はお湯割りで行きましょう!

 

それではまた。

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