静的破砕工の施工方法(その1)

皆さんこんにちは。

エンタです。

静的破砕工(せいてきはさいこう)って知っていますか?

削岩機

簡単に書くと、静かに岩やコンクリートを割る工法です。

 

かなりメジャーで一般的な工法となっていますが、やった事無い方も多く居るとは思われます。

我々法面屋は意外と使っていると思いますw

 

法面上にある岩を綺麗に斜めにカットしたい時に使っていますよね。

静的破砕剤

今回はコンクリートの破砕でした。

 

φ40で穴を削岩機で削孔

装備として、

防振手袋

保護メガネ

耳栓

コレは必須です。

富士手袋工業 作業 手袋 天牛 防振手袋 M グレー/イエロー

防振手袋

有ると無いのじゃ全然違いますし、疲れ方も全く違うので必須です!

コレは仕事で必ず使用するモノなので会社負担ですね^^w

あとは削岩機ですが、出来れば防振、防音タイプがオススメ!

 

これも手の痺れが全然違いますよ!!

東空 削岩機

この様な対策を製品で行いつつ、15分程度毎回2名で交代作業。

 

震動工具の長時間の使用は白蝋症(はくろうしょう)になるので非常に危険です!

白蝋病(はくろうびょう)とは、振動を伴う工具の使用によって起こる振動障害の一種で、手指の血管が収縮し、指が白くなる症状(レイノー現象)が特徴的な職業病です。特に削岩機やチェーンソーなどの振動機械を長時間使用する人に多く見られます

 

震動尾工具は機種によって周波数補正振動加速度実効値の3軸合成値が違います。

その3軸合成値によって使える時間が厳格に決まっています。

 

我々法面屋って結構気軽に削岩機やルートハンマー使ってアンカーピン打ったりしていますが、実際は1日中連続で使ってはダメなんですw

我々やりがちですよね。。。

出来るだけ休みながらをオススメです。

目安として、30分使ったら10分休み。

あとは防振グッズで対応です。

 

防振対策(白蝋症)書きすぎたので次回は静的破砕工手順書いていきます。

 

それではまた。

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