グラウンドアンカー工における、受圧板設置のコツ(その1)

皆さんこんにちは。

エンタです。

受圧板設置していますか?w

まぁ設置するのが設計だった場合設置すのですが、受圧板のコツってありますよね。

アンカー受圧板

受圧板のコツって、いかに設置した位置をずらさずに設置できるか⁉

って事です。

 

は?

 

ですよね?w

そうなんです。

は?って思われて当然なんです。

受圧板

通常であれば、

上記のように不陸調整したのちに受圧板を設置しグラウンドアンカーの緊張工を行います。

そこまでは普通なんです。

ただし、グラウンドアンカー工の設置角度が浅ければ浅いほどコツがいるんです。

受圧板のコツ

ざぶとん枠の設計が最小設計の場合、薄いざぶとん枠になります。

そして、頭部の角度調整台座で調整する設計になっていることが多いです。

理由は頭部で調整した方が安いからですね。

 

本来であれば、ざぶとん枠で角度調整出来るためその方が問題が起きにくいんです。

しかし、角度調整台座で調整するとたまに問題が起きます。

受圧板のコツ

通常であればこの様な感じになると思います。(少し極端に書いてます)

アンカーを緊張すると受圧板がざぶとん枠を伝わって地山にチカラが伝達されますよね。

 

普通に考えるとこれが一般的です。

しかし実際は下記のような力になるんです。

受圧板のコツ

こうなった場合どうなるかというと受圧板がズレるんですwww

たまに古いアンカーの横などで仕事する際にズレた受圧板を見ることが多々あります。

それはこれが発生しています。

打設角度が法面に対して浅すぎるんです。

そんなにズレないだろ?

って思われるんですが、1㎝ 2㎝は簡単にズレます。(許容範囲ではあるのですが)

ズレるとどうなるか?

荷重が落ちます。

そして、ざぶとん枠からもはみ出ます。(まぁ許容範囲ではあるんですけど)

ズレてから定着すれば荷重は落ちませんけどw

その対策はまた次回に

 

それではまた

 

P.S 先日はVSLアンカー協会の総会で東京入りしていました。

トテツモナイ大雨で、私が雨男ということは黙っておきます。

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