「無口=仕事ができる」は本当か?法面現場で見た性格別の実力差

Xin chào mọi người.

Đây là Enta.

「あいつは無口だけど仕事はできる」「無口な奴ほど信用できる」

現場でよく聞くフレーズですw

逆に「何考えてるか分からん」「黙ってないで報告しろ」と煙たがられるのも無口な人もいますよねー

同じ性格が、ある現場では褒められ、別の現場では叱られる。

これは性格そのものより、評価する側の都合で扱いが変わっているだけじゃないかと、私はずっと感じていました。

そこで今回は「無口な人は現場で本当に強いのか」を、感覚論ではなくフラットに考えてみます。

作業員が一人図面を黙って見つめている

「無口=仕事ができる」は本当か

結論から言うと、性格特性と仕事の出来は直接結びつきません。

ネットでアレコレ調べていくと、心理学のBig Five(5因子モデル)に関する分析では、

職務パフォーマンスを最も予測するのは「誠実性(コンスシエンシャスネス)」であり、相関係数はρ=0.19前後。(この辺で意味わからん・・・w)

一方、外向性と職務成績の相関はρ=0.10前後と、誠実性の約半分です(あ、はい…)

「無口か喋るか」よりも「真面目で粘り強いか」のほうが、仕事の成果には効くというのが、研究上の答えらしいです。

そりゃそーやろって思いつつも、現場でも同じですね。

私が30年見てきた中で、一番手堅い職人さんは「無口で誠実」型でした。

ただし、「無口でいい加減と言うか、無口かつ何もしない」人もいて、こちらは普通に仕事ができません。

性格より、誠実さの有無のほうが効くということですね!

おしゃべりでも誠実ならOKですもんねw

無口な人の長所|現場で確かに効く3点

その上で、無口な性格そのものに伴う長所は確かにあります。

①余計なミスを誘発しにくい

喋っている時間が短い分、作業中の注意が逸れにくい。

各工種の合間あいまの確認項目する場面など、一呼吸の集中が事故と紙一重の場面では、超利点です。

②人間関係のトラブルを起こしにくい

失言が少ないので、職人同士の衝突や元請けとの摩擦が起こりにくい。

長期現場ほど、この穏やかさはチームに効きます。

③技術の習熟が早い傾向がある

喋る代わりに「観察する」「真似する」時間が長いからです。

吹付法枠工のコテ仕上げや、機械操作など、感覚で覚える作業の習得スピードは、無口な若手のほうが速いことが多い印象です。

とにかくよく見てます!(まぁみていると思ってボーッとしてる人もいますがw)

ざぶとん枠 コテ

無口な人の短所|現場で実害が出る2点

一方、短所も正直に書きます。

ここを誤魔化すと現場でちょっと面倒がw

①報・連・相が遅れる

これが一番大きい。

厚生労働省の労働災害原因要素のデータでは、労災の約9割以上が「不安全な行動・不安全な状態」に起因します(我々の常識ですよね)。

この「不安全な状態」の多くは、誰かが気付いていたのに共有されなかったケースを含みます。

無口な人は「言わなくても分かるだろう」「あとで言えばいい」と判断を抱え込みやすく、これが遅れると一気に事故に近づきます。

②昇進・評価で不利になりやすい

これは身も蓋もない話ですが、内向的な人は「リーダーらしく振る舞う行動」を取りにくく、昇進確率が下がる傾向が研究で報告されているらしいです!

現場でも「あいつは黙々と良い仕事をする」と評価されながら、現場代理人や職長には推薦されにくい。

これは本人の責任というより、評価者側の見え方の問題ですが、現実として不利です。

無口な人を活かすか、潰すか|会社側の使い方で決まる

無口な人材の出来不出来は、本人の性格より「使う側」で決まると私は思います。

朝礼やKY活動の場で「気付いたことがあれば言って」と全員に投げる進め方では、無口な人の情報は永遠に出てきません。

これは性格上の問題で、本人が悪いわけではない。

指名して聞く、紙に書いてもらう、作業前に一対一で短く確認する。

こうした仕組みを用意すれば、無口な人の観察力はむしろチームの安全装置になります。(俗に言う質問力ってヤツです!)

逆に、喋らないことを「やる気がない」と短絡的に判断する管理者の下では、優秀な無口型職人が次々と辞めていきます。

私的に、ここで人を失っている会社は本当に多いと感じています。

無口で出来る職人一杯いますからね!しかし、評価されにくい事自体も本人も分かっているモノの、そう変われるモノでもないじゃないですか!?

だからリーダー側、上司側に問題が多い事がありますよね。

作業前の打ち合わせで、現場代理人が無口な若手職人に対し、図面を指差しながら一対一で短く確認している

無口な本人が意識すべきこと|最低ラインの一手

逆に、無口な側の人が現場で損をしないためにやるべきことも、はっきりしています。

「気付いたことを、その場で短く一言だけ言う」

これだけです。

長く話す必要はないし、無理に明るく振る舞う必要もない。

「ここ、ちょっと水出てます」「アンカー位置ずれてます」

この一言が出るか出ないかで、評価も安全も変わります。

これは性格を変える話ではなく、行動を一つ増やす話です。

無口な性格のまま、報告だけ短く出す。

これができる人は、現場で長く重宝されます。

無口でも努力しろって事ですw

無口な職人が削孔機オペレーターに向かって短く一言だけ声を掛けている

「無口だから現場に向かない」も「無口だから職人気質で良い」も、どちらも雑な決めつけです。

性格そのものより誠実さと最低限の一言が出るかどうかで結果は分かれます。

無口な人を採用する側も、無口な人本人も、ここを取り違えないことが、お互いにとって一番得な気がしています。

 

Hẹn gặp lại nhé.

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