施工の神様

「施工の神様」は、「失敗」と「技術」という2つの視点から、施工管理技士が抱える課題にアプローチするメディアサイトです。

建設現場では毎日のように、大なり小なり失敗が繰り返されていますが、その経験がノウハウとなって技術力の向上につながっています。本来、失敗は隠したくなるものですが、あえて失敗を共有することで建設業全体の糧にすることを目指し、「現場主義」に重きを置いた情報配信を心掛けます。

建設業では、しばらくの間、現場の「生の声」が置き去りにされてきました。長らく3Kと呼ばれてきた建設業は今、国土交通省主導による働き方改革やi-Construction、若手人材の確保育成、資格制度の見直し、地域防災の観点などから、大きな変革期を迎えています。「施工の神様」は、施工に関する技術やノウハウ、体験の共有・伝承・蓄積という側面に加え、実際に建設現場で働く建設技術者・技能者の生の声を、建設業界および世間一般に伝えるという役割も積極的に担ってまいります。

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残業はするな、部下は時間をかけて育てなさい。建設業界の新人教育問題(施工の神様より)

2025/1/17    

未経験にも関わらず、研修なしで現場配属に これは私の部下の話です。彼女は、大学卒(文系)の40代で土木未経験者。前職は期間業務職員で、今年で入社3年目です。 業界未経験の場合、新卒・中途入社に関わらず ...

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裁判長!建設業はなぜ口調が強いのでしょうか?(施工の神様より)

2025/1/10    

「大丈夫です」はイエスかノーか? 多くの場合、「大丈夫です」はノーです。 たとえば、コンビニでレジ袋の必要性を聞かれたときに「いりません」「不必要です」と言うときつい感じがしてしまいますので、「大丈夫 ...

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建設業界で出世する施工管理の共通点(施工の神様より)

2024/12/18    

施工管理として働いているほとんどの人が会社勤めだと思うが、もし出世できる人の特徴が存在するとしたら気になるのではないだろうか。 建設会社を数社渡り歩いてきた私が思う、出世している人の共通点を見ていこう ...

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発注者だからって気を遣いすぎてない?現場を止めないために施工管理がやるべきこと(施工の神様より)

2024/12/5    

発注者に気を遣いすぎていないか 土木工事の場合、工事を受注すると、発注者は高い確率で公共だろう。担当者が決まり、基本的に工事期間中はその担当者とやり取りをしながら工事を進めていくことになる。 工事を進 ...

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「任せる」と「放置する」は違う【建設会社の部下育成】(施工の神様より)

2024/11/20    

任せると、放置するは違う 後輩や部下に早く成長してもらいたいと考えたとき、わかりやすい方法として「仕事を任せる」というものがあります。任せることにより、相手の主体性や責任感を引っ張り出し助長して、自分 ...

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なぜか発生する「生コンの数量合わない問題」。土木施工管理ならではの悩み(施工の神様より)

2024/11/14    

土木施工管理をしている私だが、この仕事はつくづくハードだなと感じる。工事金額が大きければ大きいほど、業務量も膨大だ。 そんな施工管理は、日々どんなことで悩んでいるのか。細かいことから大まかなことまで、 ...

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土木現場で出会った「優秀な人材」の共通点(施工の神様より)

2024/10/17    

皆さんの周りにも優秀と感じる人は存在するだろう。仕事が早い人、市役所との折衝がうまい人、高得点を毎回たたき出す人など。 人によって優秀という定義は違うかもしれないが、今回は、私が出会って優秀だと感じた ...

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【石破茂・新首相誕生】「防災省」創設と地方創生に注目集まる(施工の神様より)

2024/10/12    

自民党第28代総裁に就任した石破茂氏(67)は、10月1日に召集された臨時国会で第102代首相に指名を受け、同日に新内閣を発足させた。 政策通で鳴る石破新首相だが、建設部門でも目に見張る内容も大きい。 ...

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建設現場で働く女性から見た「ダメな男性現場監督」施工の神様より

2024/10/8    

仕事ができないのは男だろうが、女だろうが正直関係ないのですが、私の職場である建設現場には男性が多いので、仕事ができない男性の特性を私なりに書いていこうと思います。 「そんな上から目線で、お前はどれだけ ...

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「細かい人」VS「大雑把な人」 どちらが施工管理に向いてる?(施工の神様より)

2024/9/23    

施工管理として、性格が細かい人と大雑把な人はどちらが良いのだろうか。 どのような長所・短所があり、結果どちらが施工管理に向いているのか。自分の経験をもとに考えてみた。 細かい人のメリット 施工管理は、 ...

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「だから言っただろ!」は自己保身。他責じゃ部下はついてこない(施工の神様より)

2024/9/15    

黒魔法のような言葉 「だから言っただろ」という言葉について、想うところがあります。 この言葉は、上司が部下に対して使うことが多いと思いますが・・・上司の方々。この言葉の持つ影響を、しっかりと理解してほ ...

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後輩施工管理が突如現場から姿を消した…(施工の神様より)

2024/8/15    

施工管理をはじめて7年。長年、施工管理を続けていると色々なことがある。嬉しいこと、しんどいこと、辛いこと。 様々なことがあるが、一番しんどかった経験は、同じ現場で働いていた後輩の施工管理者が失踪(いわ ...

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アスファルト舗装とは?メリット・デメリットを簡単解説 (施工の神様より)

2024/8/3    

アスファルト舗装とは アスファルト舗装とは、アスファルトに骨材(砂利や砂など)を混ぜ入れて加熱し、敷き均してローラーなどで転圧する舗装方法のこと。 比較的施工しやすく安価であることから、道路や駐車場、 ...

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“最悪のタイミング”で始まった土木の働き方改革。「このままでは技術者のレベルが落ち、良い職人もいなくなる」(施工の神様より)

2024/7/26    

松永昭吾・株式会社共同技術コンサルタント福岡支店長 “土木の伝道師”が働き方改革にモノ申す 2019年4月、いわゆる”働き方改革関連法”が施行された。 主なポイントは、「時間外労働の上限規制(原則月4 ...

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癒着まみれのプラント建設工事現場(施工の神様より)

2024/7/12    

現場での違和感 これは数年前、プラント建設工事現場で安全担当の仕事をしていた時の話だ。 当時所属していた会社には、7社の下請け業者がついており、常に60人前後の作業員が働いていた。私は初対面の人たちば ...

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公共工事の施工管理は、図面手直し地獄の被害者(施工の神様より)

2024/6/23    

土木施工管理技士の私は、土木業界で働いているので、仕事は全て公共工事だ。ゆえに、公共事業特有の図面手直し地獄にあっている被害者の1人でもある。 若い頃、先輩に「図面の手直しは自分たちの仕事だから書き換 ...

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