
脳は何でできているのか?
脳の65%は脂質でできていて、そのうちの半分はリン脂質でできています。残りの35%がタンパク質などになります。
脂質
リン脂質が脳の細胞膜を構成し、神経細胞を外部の刺激や損傷から保護し、神経細胞間の情報伝達(シナプス伝達)にも関与していますから、脳の機能にとってはとても重要な役割を果たしています。
タンパク質
タンパク質は脳の神経細胞や神経繊維の主成分であり、脳の発達や機能に不可欠です。特に必須アミノ酸は神経伝達物質の生成に重要で、脳の活動を支えています。
建設現場で怖い熱中症と有機溶剤
熱中症
脳は汗をかいて説を逃がすことができません。
そもそも、脳の温度は体温+1℃と言われています。
熱中症で体温が39℃になってくると、脳は40℃となり、大脳の細胞が障害を受け始めます。
そうなると適切な判断ができず、「水分を飲まなければならない」という判断ができなくなったり、体温をコントロールできなくなってしまいます。
脳を外部から冷やす器官は鼻と耳しかありません。
ということは、今はやりのフェイスマスクなどは熱中症を助長しているかもしれません。
他に脳を冷やす方法は、太い血管を冷やし、血液で脳を冷やすことになります。
タンパク質は熱に弱く、40.5℃を超えると変質が起こり始めてしまいます。
2ちゃんねるの創始者、ひろゆきも言っていましたが、「ゆで卵のようなもので、固まると戻らない」
感覚で言えば、そのようなものです。
変質してしまうと、元に戻らないということは、命は助かっても、障害が残ってしまう可能性があるということを意味します。
Ⅲ度の熱中症のうち、死なず、後遺障害もなく復帰できるのは20%程度だというデータも明らかにされています。
有機溶剤
脳に有害なものは、基本的に脳に入らないようにできています。
生きるために必要なブドウ糖やアミノ酸など様々なものが血中から脳に取り込まれていくわけですが、血液脳関門といって、脳に入れてはならないものが脳に入らないように防いでいる機能があります。
しかし、有機溶剤とアルコールは関門を突破してしまいます。
脳のための薬ですら、これを突破させることが課題であったりするのにもかかわらず。
有機溶剤やアルコールの大きな特徴として、脱脂作用があることは皆さんもご存じだと思います。
「シンナー遊びをしたら脳が溶けるよ」というのは脅しではなく、本当に溶けているんですね。



