皆さんこんにちは。
エンタです。
現場の状況に合わせて施工出来ていますか?
まぁ我々の仕事(法面屋)って山の現状に合わせて施工するので、
比較的イロイロな状況に合わせやすいですが、皆さんは手玉どの位持っていますか?
地山の状況
こんな感じの地山です。
表層にうっすら土砂が乗っているのですが、中にはちょっと硬そうな風化した岩。
節理も結構有るので見た目はもろそう。
削孔径がφ65だと崩れて鉄筋が入るのか心配
削孔の結果
東海地方で俗に言うちんちんのがん(もの凄く硬い岩)
先端が20cm程度入った後はもの凄くフレッシュな硬岩で、1本に40分ほど・・・・
コレはマズい!このままだと今週で終わらない・・・・
アンカー工は大体最初の1本目に出鼻をくじかれて、2本目以降に山になれていき、中盤でその山をマスターします。
その辺から一気に施工が進みます。
なので、最初はイロイロと思考するんです。
思考の結果
とりあえず、会社に帰ってダウンザホールハンマーの段取りです。
(現場はそのまま進行中に私だけ段取り)
削孔で岩に強いハンマーは断然ダウンザホールハンマーです!
弊社はφ65~φ125までのラインナップを取りそろえていますw
最悪の場合、どの様な削孔方法でも出来る様に準備しておきます。
コレがダメならアレ、アレがダメならソレです。
目的は、穴を開けて鉄筋を入れる。(我々は鉄筋を入れるための穴が欲しい!)
コレをいかに早く行うかって事なので、手段は多い程良いです。
それ以外には、硬岩用の超超超硬ビットも準備しました。
手持ちの玉は多い程よい。
困った時の玉をいくつか持っておけば、スグに対応出来ます。
イロイロ試して、実験した結果が無いのであれば仕方ないと思えますが、最初から無いのはナンセンスです。
常に考えて常に試す。
コレが職人としての価値を上げるような気がします。
私はこんな職人と仕事したいですね~w
利益の一部を実験に費やすと未来に良い事が有るとか無いとかw
それではまた。