皆さんこんにちは。
エンタです。
以前ご紹介しましたトーヨーコーケン製の法面ウォーカーを使用してみました!
コレです。
クイマルを地山に打ち込んで法面ウォーカーを設置ます。
そして、単管でワイヤーラインを作ります。
ワイヤーが変なところに干渉しないように。
ワイヤーは基本30mなので実質は25m前後の使用になるかと思います。
実際の映像を見て下さい。
高速モードで上がって行っています。
法面ウォーカーNT-4Rを使用した感じです。
1,重い
ココが結構なポイントなのですが、本体が21kgでその他付属入れると25㎏程度のモノを法面上部上げる必要があるんです。
結構地獄ですw(ワイヤーを先に持っていって巻ながらと言う手もありますが、安全上マズい)
2,設置が意外と面倒
ロープと違いしっかり固定させる必要があるため手間が掛かる。(法面ウォーカーが抜け落ちないようにロープで固定しないと不安も)
3,法肩に単管を設置する山は良いが、それ以外だと単管も持っていく事に。
極力荷物は少ない方がイイですね。
4,ワイヤーが短い
法面屋はだいたい短くても30m以上のロープを使用しています。その為25m前後のワイヤーは短すぎる。
5,電源が必要
100Vのキャプタイヤを山に引き回す必要があります。
6,楽!
コレに尽きますね!強いて言えばこれしかないのかも!?
設置してしまえばとにかく楽です。特にノズルマンは重いホースを持って上がるときに有ると最高ですね。
7,大きめの法面で有れば数カ所に設置出来て楽な場合もあるかも。
やはり運搬が鍵になってくるので小段に運びやすい現場が良いでしょう。
8,安全性の向上で創意工夫は加点はありそう?
恐らく未だ誰もやった事が、使用した事が無ければ加点の対象になり得る可能性は高いですね!?
9,使用定格荷重が100kgは低すぎる。
ノズルマンの平均体重とかありませんが、ザックリ70kgの人だった場合に材料ホースは長さにもよるけど20~30kg程度有りますよね?
ほぼ限界値です。
ステンレスワイヤーがφ5なので最低でも破断荷重が1.5t程度有ると考えられるので、定格荷重を200kg程度まで上げても良いのかな?
って思いました。100kgだと大手ゼネコン現場だと使用がアウトになりそう。
(ウインチの性能も有るので一概には言えませんけど。)
設置してしまえばホント楽で良い製品だと思いますが、正直な所設置現場は選びますね。
使用する現場は道下の現場が適切な現場かも知れません。
全てが手作業の法面工にとっては上に上げる物は軽い方がイイですからね。
価格はメーカーに聞いて下さいw
それではまた。