皆さんこんにちは。
エンタです。
機械の移動ってどうやっていますか?
今回の移動というのは、地上から法面に向かって機械を設置する場合とかです。
例えばグラウンドアンカー工を施工するために地上(車の位置)から法面上部の足場に機械を運ぶ際の手段のことです。
コンサル設計の施工計画にどう言った仮設が含まれているかに寄って変わってきます。
一般的に通常であればクレーンで上に持っていくのが普通ですよね。
ただ、闇雲に移動式クレーンばかりを採用されても無理なことも結構有るんです。
移動式クレーンを使用して機械を上げれない理由
1,道路が狭い
2,移動式クレーンの設置箇所の地盤が悪すぎる
3,草木が生い茂りジブ(ブーム)が左右に振れない
4,機械と入れる移動式クレーンのサイズが合わない
5,最悪の前吊りも出来ない(若干斜め方向に降ろす)
6,法面が高すぎる
7,法面の勾配が緩すぎる
8,現場まで行けない(草木が生い茂りすぎや狭すぎる)
9,道路勾配がキツイ
などです。
まぁ基本的に狭いとどうしようもありません。
移動式クレーンのアウトリガーが最大張り出し出来る場所かを確認しましょう。
意外と知られていないんですが、大型移動式クレーンってセンサーが沢山付いているんです。
そのセンサーが結構微妙な位置に付いており、木の枝などが引っかかったりすると壊れることもあるんですw
また、枝や葉っぱが付いて動かなくなったりするんです。
特にジブの部分には沢山付いてます。
思ったよりもデリケートな車体なので現場まで行く道中にそう言った場所があると行けないって事も。
どう言った削孔機械を使用するか、どの位の重さでどの位の長さなのか?等も非常に重要なので
それを踏まえた上での移動式クレーンの使用になると思います。
現場に調査行く時はこう言った点を踏まえて行ってみましょう^^
それではまた。