皆さんこんにちは。
エンタです。
高齢者の高所作業について知っていますか?
基本的にGoogleで法律を調べると
18歳未満の制限:
労働安全衛生法では、18歳未満の年少者は高所作業を含む危険有害業務に就業することが禁止されています。
これは、年少者の心身の健康と安全を保護するための措置です。
年齢の上限:
労働安全衛生法やその他の法律で、高所作業における年齢の上限は定められていません。
つまり、18歳以上であれば、理論上は何歳でも高所作業に従事できます。
しかし実際はどうでしょうか?
建設業における高齢者の定義は?
高齢者の年齢の明確な定義はありませんが、
「高年齢者等の雇用の安定に関する法」においては高齢者が55歳以上となっており、それに従うと建設業従事者の高齢者の占める割合は約35.8%になります。
そして、実際に法面屋の仕事で現場に上がれない人は65歳以上です。
コレ実際ヤバくないですか?w
2024年のデータでは、55歳以上が約37%(国土交通省)と言う事です。
AIシュミレーションですが、現状を100%とした時に(補充無しで)5年後に高所作業できる割合は約76%
10年後に約63%になります。
コレって、もうゼネコンの仕事デキナイ業者がかなり増えると言うことになります。
しかしその裏には事故も有ります。
イロイロ調べると
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高齢者(65歳以上)は転倒・墜落による事故リスクが明らかに高く、30歳代と比較して男性で約2倍、女性で約3倍の発生率が確認されています。
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建設業において高所作業中の事故には高齢作業者の関与も少なからずあり、死亡事故ではそのうち約11%が65歳以上である可能性が示唆されています。
現場で事故が多ければ指名停止や、業務停止が来るのでそりゃリスクは避けて通るは当たり前!
しかし、今後このリスクにもある程度対策して行かないと、施工が出来なくなります。
我々法面工事はやはり大手の仕事が多いです。
高齢者になればなるほど安全意識と安全器具を装備して施工する事になりそうです!
出来る親方(65歳以上)はその意識を持って現場に対応する必要が有りそうですね。
今後の安全設備や、現場条件によっては年齢も関係無くしていかないとほんと施工出来ないと言う事は避けられないですね。
我々下請も、いかに事故を少なくするか!って事をしっかり考えて行く必要がありますね。
それではまた。