防草対策として土砂部にモルタル吹付を行うと経年劣化でどのようになるのか?そしてその対策(その3)(一般向け)

皆さんこんにちは。

エンタです。

防草対策として土砂部にモルタル吹付を行うと経年劣化でどのようになるのか?そしてその対策(その1)(一般向け)

防草対策として土砂部にモルタル吹付を行うと経年劣化でどのようになるのか?そしてその対策(その2)(一般向け)

 

前回空隙の注入まででした。

下記は注入を完了した絵です。

コレで空隙は充填されたとします。

既設モルタル吹付復旧(空隙注入)

ここから大事なのが、水抜きパイプに穴を空けます。

無数に入っている水抜きパイプに再度穴を空けて内部からの水を抜きましょう。

注入材が詰まっている可能性もあるのでしっかり

ハンマードリルなので削孔です!

モルタル吹付工 水抜きパイプ

本来であれば、土砂部に吹付する際は必ず吸い出し防止材を使用してほしいです!

水抜きパイプの裏にステラシート等の繊維などを挟み込みます。

そうする事で、内部の土砂が流出することを抑えられます。

例えばこの様な商品↓↓↓↓↓↓↓↓

水抜パイプ用・土砂流出防止材 NKフィルター

まぁコレはモルタル吹付前の話ですね。

 

ステラシート 吸出し防止材

もしくは、この様な感じで10㎝×10㎝のステラシートを水抜きパイプの裏に貼り付けての施工もありです。

吸出し防止材

既設のモルタルにどうしても付けない場合は、ステラシートをギュッと丸めて、

水抜きパイプに突っ込むしか有りません。

それでも無いよりはマシです。

その際に、ステラシートと水抜きパイプがくっ付くように表面に耐候性コーキング塗ってください。

そうすればステラシートと水抜きパイプ(塩ビ管)が固着して抜けて出てくる事は無いと思います。

真ん中の部分にはコーキングしなければ問題ありません。

 

次回はもっと防草対策モルタル吹付と&滑り防止について

それではまた。

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