皆さんこんにちは。
エンタです。
防草対策として土砂部にモルタル吹付を行うと経年劣化でどのようになるのか?そしてその対策(その1)(一般向け)
前回、防草対策でモルタル吹付を行った際に経年劣化で内部の空洞化が起きる可能性があると書きました。
我々法面業者的には結構一般的な事例です。
だから法面屋はどうするか?って思うと、恐らく内部を無収縮モルタルなどで充填すると思います。
この状態で、全体の水抜きパイプに栓をします。
そして既設モルタル吹付に数カ所穴を開けます(適度なピッチで左右~上から下まで)
平面で書くとこの様なイメージ(石ころじゃないですよw)
青丸が空隙がある部分の想定ですが、ここの下部の穴から順番に注入して行きます。
そうする事で下から順番に積み上がって充填出来ます。
この様なイメージでしたから空隙部を充填していく感じです。
当然ですが、自然流下なので完全に充填は出来ないかも知れませんが、確実に元々よりは強化されています。
圧を掛けて注入を出来ない事もありませんが、内部からの圧力には法面はめっぽう弱いのでクラックが入る可能性が・・・
まぁ適度ならw
充填だけするならこの様な感じで充填していきます。
充填する無収縮モルタルの水セメント比を少し高めにすればスンナリ行きそうですけどねー
それで一度試験練りして強度確認さえ出来れば問題無いかと思われます。
続きは次回にw
それではまた。