皆さんこんにちは。
エンタです。
20年くらい前の現場です。
すでにデジカメ使っていた(この辺では先駆け)のでそのデータを切り合わせて作った全景です。
この現場ってもの凄く苦労したので今でもハッキリ覚えてます。
そして、この現場の元請けとは今でも仲良くやってますw
この時代は大手にいた時でメッチャ仕事していた時代です。
この現場も国交省の災害現場だったんですが、当初は法枠のみの設計でした。
施工前の写真です。
ラスまでは張ってありますけど(見つけられなかったw)
これが当初予定の法枠工のみの法面。
記憶は曖昧ですが、雨の影響で崩壊したと思います。
ここからが大変でした。
再設計やっている間に、法枠を組んでいた鉄筋などを解体しその後人力掘削だったようなw
その当時はワイヤーでのり面上に重機を設置する機械等は無かったので大変でしたね。
50tクレーンで夜間通行止めを行いミニBH(バックホー)を上げて上部から切り崩し、その後人力整形。
面が出たところで横断測量し図面を書いてコンサルへ。
それからなかなか大変な図面が上がって来て驚愕したのを覚えていますw
経験した中でも大変だった現場の1つですね!w
こうやって見ると、過去のデータを持っているってホント良いです。
請負金もこの時2000万程度の仕事が最終的に4000万程度になっていました。
当時の最終月次決算書見るとあまり儲かっていませんでしたねwww
データを見るとイロイロな経験したな~ってしみじみ思います。
この頃から私の決断はいつも決まって「困難な決断」
この現場に行ったのも、当時この現場名古屋から4時間程度掛かる現場で、
先輩達は誰も行きたがらないんですw
で、私です。
ただココで不利な決断をしたかというと、実際は会社から干渉されない現場という変な認識のもとに行くと言った記憶が・・・w
遠いので誰も来ませんw
私にとっては都合が良くて、ハタから見ると困難な選択。(だれか行かないと困りますし)
しかし、この当時くらいから誰も行かないなら俺行ったろ!
だれもやらないなら俺やったろ!
って思っていました。
そのお陰で元請けと出会い、下請と出会い、独立した今でも付き合いがあります。
その時の現場担当者は今その元請け会社の社長にwww
この下請さんは後にこの地方ではAクラスの元請けにまで成長するんですw(元請けメインの会社に)
そして今でもその社長と好意にさせてもらっていますし、そこの社員とも仲良くさせてもらっています。
どこでどんな人と会うか?
私の人生に影響がある人と出会う時は必ずと言っていいほど大変な現場です。
窮地に追い込まれている時に出会う人の大切さ。
その付き合いは長く続きます。
今まで凄く良い方に巡り会えたことは本当に財産です。
ありがたい事です。
選択肢が不利な状況で誰もやらないような現場を選んだ際に得られるモノって後々大きい。
大事なモノはお金では無いって事が如実に現れますね。
そして自身で困難な決断をすると自身の成長度合いはとてつもなく上がります!
皆さんも過去のデータを見て下さい。
いま、皆さんに影響している方々がどれだけいますか?
大変だった現場での人との出会いってどうですか?
過去を認識することで今の現状を把握することが出来ます。
把握出来るのは自身の人間関係です。
それではまた。