逆巻施工と書かれた図面なのに「逆巻き施工しなくても良さそう!」って時は?

皆さんこんにちは。

エンタです。

当初図面の端っこに逆巻施工と書いてあります。

しかし、実際切ってみると

予定の土質よりも山が良くて普通に切れそうとなった場合。

どうしますか?

逆巻施工 2段目切取り

一般的に考えると、

現場の判断でどうするかを決めて役所と協議しますよね?

そして役所が現場の確認をし取りあえず1段切って、2段目まで切ってみましょうとか

役所はもしも滑ったときの責任の所在があるので、設計通りでとか言いますよね。

 

例え役所が設計コンサルに確認したところで、コンサルは100%逆巻を主張します。

なぜなら責任取りたくありませんから。(当然と言えば当然)

しかし、問題はそこじゃなくて、お金なんです。

元請としてはお金変わらないのに、逆巻は手間は多く場合に寄っては工期もそのまま通常と変わらず。

だったら1回で切ってサクッと法面施工した方が良いですよね?

 

コレこそ先日書いた逆巻施工のお金の話なんですよね。

出来るだけ早く施工したい元請や下請。

しかし、市場単価で一括ドンと決まっているお金。

ぶっちゃけ出来る限り多く切りたいんですよ。

1段1段なんてやってられない。って言うのが心情です。

逆巻施工 2段目完了

なので図面には「逆巻施工で」など書かずに、「場合に寄っては逆巻施工検討」という感じで曖昧にして欲しいのです。

そうすれば誰も傷つかないw

元請も慎重になり、それなりに考えつつやると思うんです。

ヤバければ対策しながら施工も出来ます。

 

設計コンサル側ももう少し施工側に寄り添った施工計画を考えて頂けると嬉しいですw

今後は特に業者数も減り、設計コンサルも減ってますよね?

だったらお互いに上手くやりたいところですよね。

 

それではまた

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