皆さんこんにちは。
エンタです。
今の現場でハマっていますwww
シングル削孔なんですが、とてもシングルで削孔する様な山では無く2重管削孔でないと施工出来ない!
シングルで削孔してもすぐに崩れるんです。
地山の孔壁が削孔後に自立しないため鉄筋が入りません。
しかし、この様な場合ってなかなか設計変更出来ないんですよねー(施工前の現地確認からなら)
しかも工期が差し迫っていてはどうしようもない。
そして、最悪なのは前期工事はそれで施工している訳で。。。
もう少し時間が有れば設計変更し、しっかり施工したいところです。
こうなってくると同じ山で前回削孔出来ていたって言われると、ホントですか?って疑いたくなりますよね?
しかし他社の施工を批判しても何も変わりませんので、
自社の技術が低いと仮定した時にどの様に施工すれば良いかを試行錯誤しています。
機械も吊り式の大型機を入れればまだなんとかなりそう(径を大きく掘って)なんですが、
なにせロープ足場での小型削孔機仕様です。
現場はかなり狭いので機械が入らないんです。
そのため反力にワイヤーロープを使用しての削孔です。
削孔機は全体重量が65kgでめちゃ軽いので移動は他社の機械よりもかなり楽に移動出来ます。
が、逆に軽いのでパワーは劣ります。
本当はもう少しパワーあるとよかったのですが。。。
今回削孔機は購入しましたが、ガイドセルやハンマーベッドは自作しました。
とりあえず3DCADを使用し重量重視で。
その為メーカーが作る機械よりもかなり軽く作成は出来ました。
この現場が土砂では無くもう少し堅い岩などが出ればスンナリ削孔できたと思います。
まぁ今回こう言った機構を初めて作ったのですが、まぁまぁ上手く言ってます。(機能としては)
この現場は赤字かも知れませんが、とりあえず得るものはありそうです!(新たな削孔機の開発!?)
恐らくですが、この手の小さい削孔機って誰もが欲しいと思います!
しかし、まだ諦めていないので今日も新たな作戦を考えていますので上手く行くことを願っていますwww
どんな困難でも絶対に逃げない覚悟で仕事していますので、気持ち的には落ち着いて施工しています。
そもそも、この現場(土質)をみてシングル削孔ってしたコンサルの考え方には驚きです。
ホント勘弁して欲しいですね。
施工側が苦労して、下手したら施工不良になりかねない現場です。
とりあえずいろいろ上手く言ったらまたご報告します。
それではまた。