皆さんこんにちは。
エンタです。
先日、散髪に行ってきたんですよ。(毎月w)
私がいつも行く理容室、昔ながらの親父さんが一人でやってる店なんですけど、
カットしてもらいながらいろいろ喋ってたら、めちゃくちゃ建設業と重なる話になりましてw
「あと何十年かすれば、理容師もいなくなるやろなぁ」
って、ぼそっと言うんですよw
理容師、マジで激減してる
これ、感覚の話じゃなくて数字がちゃんと出てました。
厚生労働省の衛生行政報告例(令和6年度)によると、
全国の理容所は10万7,995軒。前年より2,302軒減(▲2.1%)で、ついに10万台に・・・・
ピーク時の昭和50年度(我々が生まれた年)14万台を維持してたのに、2003年以降は下がり続けて、この6年間だけで11万台から10万台まで落ちました。
理容師の人数も減少が続いてまして、2015年時点で22.7万人。2003年は25万人いたので、12年で約10%減
(出典:厚労省資料・理容師制度を巡る現状と動向)
建設業とリンクしていますよ。
しかも新規免許の登録者数が年々激減してて、後継者が育ってない状況。
で、親父さんが言うわけですよ。
「業界全体で対策してるわけでもないし、若い子が入ってこないんや。ただ減るだけや」
……それ、うちの業界そのものじゃないですか。
建設業も同じ構造
建設業許可業者数の話、知ってますか?
国土交通省の発表(令和7年3月末時点)によると、現在の建設業許可業者数は483,700業者。一見多そうに見えますけど、ピーク時の平成12年(2000年)は600,980業者でした。
つまり、ピークから約11.7万業者(▲19.5%)減ってます。
「最近また増えてるやん」って思う方もいるかもしれませんが、ここ数年の増加は廃業が一時的に少なかっただけで、新規参入が増えたわけじゃない。
構造的には理容業と全く同じ流れです。
就業者数に至っては、建設業就業者はピーク時(平成9年)の685万人から令和6年で477万人まで落ちてる(前回の記事でも書きましたが)
約30%減ですよ。
法面屋に絞ったらもっとシビアな数字になるのは、皆さん現場で肌感覚として分かりますよね。
業種として残っても、人がいなくなる

理容業界の問題点
・高齢事業者が多く、新規参入が少ない
・業界全体で後継者育成の仕組みがない
・個人店が大半(理容業の約92%は個人事業主)で情報共有もしにくい
・やっている本人たちも「まぁしゃーない」で終わってる
建設業も全く同じ構造だと思いません?
国土交通省のデータでは、60歳以上の建設技能者が全体の約25.8%を占めていて、10年後にはその大半が引退する見込み。
一方で29歳以下は全体の約12%しかいない!!!
入りが少なくて、出が多い。単純な引き算ですね。
理容師が減るのと、法面屋が減るのは、全然別の話じゃなくて
「業種として形は残るけど、担い手がいなくなる」という全く同じ問題なんですよね。
たまに、広い事務所に人が居ない会社って有りますよね!?・・・
かつては賑わっていた会社も・・・
寂しいですよね:;
建設業許可、そのうち統廃合されるんですかね

散髪しながら、ふとこんなことを思いました。
「建設業許可、そのうち種類が減るんですかね?」
現在、建設業許可は29業種に分かれてます
で、業者数が減り続けると「この業種で許可持ってる会社がほぼない」みたいな状態になる業種が出てきます。
「さく井工事業」なんかはすでに全国2,261業者しかいないらしいですw(まぁうち有りますけどw)
そうなってくると、「土木一式でまとめて対応できるようにしよう」みたいな話も、現実味が出てくるかもしれない?
土木一式工事は「総合的な企画・指導・調整のもとに行う工事」が定義で、
本来は元請として複数の専門工事をまとめる立場の許可。
でも、許可業者が絶対数として減っていけば、そういう議論が出てくるのは自然な流れかなと。
理容業界も同様で、理容室が減りすぎたら「もう美容室に統合でええやん」っていう動きがじわじわ出てきてますよね。
実際、理容と美容の重複施設は381件で過去最多を更新し続けてるそうです。。。。(業種が統合して行く流れ)M&Aですね~
対策は「今から」やっとかないと遅い(もう遅い?)

理容室の親父さん、こう言ってましたよ。
「業界全体でなんか対策してるわけでもないし、あとは自然に減るだけやわ」
完全諦めモードw
これ現場の本音ですね。
忙しい中で業界全体の問題を一人で背負えないし、対策したくても何をすれば良いか分からない。それが正直なところです。
建設業も同じで、「誰かがなんとかしてくれる」と思ってたら、気づいたら仕事はあるけど人がいない状態になる。
自社でできることから手をつけとくしかない。
業種が消えるか?統合されるか?どうかは分かりませんが、
「その業種をやれる人間が残るかどうか」は、今後の行動で決まりますねー。
それではまた。





