確認不足と思い込みが重なった時、現場で一番大きなミスが起きる!

皆さんこんにちは。

エンタです。

工事現場で、一番ミスをする可能性が高い人って誰だと思いますか?

新人? 中堅? それともベテラン?

私自身の話も含めてぶっちゃけて書いていこうと思います。

私の若い頃はミスと失敗だらけなので、失敗談んならいくらでもしゃべれますよwww


新人のミスは「ミス」じゃない説

新人ミス

新人の話から。

新人って、そもそも何が正解かを知らないわけですよね。

だから何かやらかしても「ミスをした」という認識すら持てないことが多い。

なんかとんちみたいな話ですが、「ミスかどうかも分からない」って、ある意味ではミスじゃないんですよね。

例えば削孔径や削孔長の管理が必要な理由を教わっていなければ、記録が抜けても「何か問題があったのか?」くらいの感覚しかない。

 

コレは新人の問題というよりも、教える側・管理する側の問題です。

「確認しといてね」とだけ言っても、何を・なぜ確認するのかが分からなければ確認にならない。

新人のミスは、そういう意味ではまだ「リカバリーできる段階」で発覚することが多い。

新人のミスは全て先輩、上司のミスです!

新人は安心してミスしましょう!軽微なミスは自分経験値を上げ成長させてくれます。


中堅のミスは「確認不足」 忙しさを言い訳にしがち

中堅監督

中堅社員のミスで多いのは、やっぱり「確認不足」です。

仕事を覚えてきた。

段取りも分かる。

後輩も付いてきてる。

そういう立場になると、どうしても「流れ作業」になっていくんですよ。

 

いつもやっている法枠工の配置、気がつけば用地を越境してるとか、必要断面に段数が足らないとか。

半日施工してから気づいて、全部やり直し……なんて話、皆さんの現場でも聞いたことありますよね?

「確認すればよかっただけやん」って後から思うんですが、

忙しい現場の中で全部確認するのが現実問題しんどいのも分かる。

だからこそ、確認する「タイミング」を最初から決めておくことが大事なんですよね。

職人への細かい指示、暇な時にしっかり現地で指示と、記録による指示。

着工前・工種切り替わり前・指示変更後。

コレだけ押さえるだけでもかなり違います。

そして、ミスしやすい所を先に把握しておくことも大事です!


ベテランの「思い込み」 コレが一番やっかい

ベテラン監督

コレ、私自身の話ですけどねw

経験が積み重なると「いつもこんな感じやから大丈夫」という確信めいたものができてきます。

コレ自体は悪くない。判断が速くなる、段取りが早い、若手にも的確に指示できる。

ただ問題は——

「今回もそうだ」と決めてかかってしまうことです。

 

「大体いつもこんな感じ」と「今回も同じ」は、全然違う話なんですよ。

その昔ですが、法枠300の鉄筋間違えてたりw(設計はD13だったのをボルトがあるから勝手にD16だと思ってた)

勘違いや図面、仕様書、特記仕様書の確認不足ってイッパイ有りますよねー

後から考えるとヒヤッとしますよ、ほんとに。


思い込み+確認ゼロ この組み合わせが一番危ない

確認

(この絵メチャ笑ったんですが、こんな所にボルト!?って感じですよねwww)

 

思い込みだけなら、まだいい。

確認さえしていれば、まだ止められる。

 

最悪は「ベテランの思い込み」と「中堅のように確認をしないこと」が合わさった時が本当にマズい。

「自分が正しいと信じて疑わない」+「確認という行為を完全に省略している」

コレが重なった時、大きなミスになる。

しかも法面工事の場合、ミスがリカバリー不可になるケースが他の土木工種よりも多いんですよね。

 

法面上での施工は途中段階での修正が物理的に難しいことがある。

仮設足場を撤去してしまえば再施工が莫大なコストに・・・コワイ!

施工不良が検査で発覚した時の損失は手直し費用だけじゃなく、職人稼働・工程遅延・元請への信用損失が全部セットで襲ってきます。

ある程度のものはリカバリーできますが、できない場合は本当にトンデモナイ話しになります。

保険でまかなえれば良いですが、それ以上に信用はなかなか回復出来ませんよね!?

お金よりも信用ですよ!(これは絶対!!)

幸い私はそこまでなった事無いので、結構無傷で済んでいますw


じゃあ、どうすりゃいいのか

打合せ

対策はシンプルです。

① 経験を「参考」にはするが「答え」にしない

「前回はこうだった」は情報であって、「今回もこうする」の根拠にはならない。

経験則は武器ですが、唯一の判断基準にするのは危険。

 

② 確認のタイミングをルーティン化する

「確認しようと思った時にする」じゃなくて、「このタイミングでは必ず確認する」を決めてしまう

我々なら、絶対的に削孔前々日、施工の前々日。前日はダメですよ!!!w

コレだけでも「必ず確認する」をルール化しておけば、大きなミスはかなり防げます。

 

③「今回いつもと違う点はどこか」を意識的に探す

ベテランほど「いつもと同じ」で進める癖がある。

だからこそ着工前に「今回の現場でいつもと違う点はどこか?」を5分でいいから考える。

地盤条件・設計条件・指示変更。コレをゼロ確認で進めない、それだけです。

図面、柱状図、設計、特記仕様、などなど全てを現地確認必須ですね。

なんなら地形や事務所の場所、雨の日はどうか?とか。


現場で一番ミスをするのは誰か?

という問いの答えは、私は「経験があるのに確認を怠った人」だと思っています。

新人のミスは教育の問題。

中堅のミスは習慣の問題。

ベテランのミスは過信の問題。

 

どれも完全には防げないけれど、「自分は大丈夫」と思った瞬間が一番危ない

ミスを起こさないように、確認・確認。

自分の経験を信じながら、過剰には過信しない。

言うのは簡単なんですけどね、コレがまた難しいんですよw

私もしょっちゅうやらかします!加齢と共に脳みそが小さくなっている可能性・・・・

 

それではまた。

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください