皆さんこんにちは。
エンタです。
もうソロソロ雨止んで欲しいですね。
今年は雨が多すぎる。
モルタル仕事がサッパリ進まず、非常にヤバイ状況です。
今の仕事が予定通り終わらないと、元請けに協力した物件などが予定通り落札されて行っているんです。
そうするとその現場も入ってくると思うと今やっている現場が予定通り行かないと非常にマズい状況になるんです。
特に法面工事がヤバイ状況ですね。
今も詰まって後ろも詰まってきそうで恐ろしいので、もう知らんぷりするしか無いですねw
閑話休題
先日の施工不良の続編ですが、今回はモルタル吹付、コンクリート吹付、植生工です。
不正工事を見破る為のと言うよりも施工不良を出さない状態を作る事が大事です。
我々の仕事は結構見えない部分が多くなることが多々有ります。
不可視の部分。
山が高すぎる。(登るも下るもひと苦労)
崖が非常に危険。(あまり人が行かない方が良い所)
そんなところが特に施工不良を招きます。
そう言った急所をよく知っておきましょう。
モルタル吹付やコンクリート吹付などの大事な部分は厚みです。
とにかくコレが非常に大事です。
出来形です!
配合だろう!!?って思われた貴方!。
それも一理ありますが、それはあくまでも試験練りの結果その配合で行っている訳で、各現場違っているんです。
示方配合の範囲で強度が出る配合で試験練りしてしまえば何ら問題は無いという事です。
そして、最終的には指定強度のある品質を持っている出来たモノの納品になります。
厚みの確保なのですが、皆さんはどの様にしていますか?
例えば10㎝のモルタル吹付。
1,地自体によってやり方は様々ですが、15㎝のアンカーピンを打設し吹付後にその頭の出を測定。
5㎝以下であれば問題無いって事です。
2,吹付厚測定の箇所を役所が任意に吹付後に決める為、あらかじめノズルマンに伝えておき脅しておくw
3,ノズルマンに検尺用のピンポールを渡しておきチェックさせながら吹かせる。
イロイロその班によってやり方があると思いますが、一番簡単な方法はコレです。
スペーサーをイッパイ入れるんです!
これが一番簡単です。
昔は100m2当りに19個程度入れていました。
(大ピンと小ピンの合わせた数)
実際これだけ入れるとまぁまぁ多いですw
しかし、目安にはかなりなります。
スペーサーを隠せば厚みが確保出来るわけですから。
厚みが薄ければ材料費が減って、施工日数が減るのである意味ウインウインって言えるかも知れませんが、それは不正工事です。
これだけは絶対に行っては行けない工事です。
私の考えは不正工事する位なら赤字でOKです!
まぁそうなる前に打合せで「ココはこうなるから施工出来ないどーしよう?」って元請けや役所に相談しますけどw
そして、特に山の起伏が大きい現場では尖っている部分にスペーサーを設置すると確実に厚みを確保出来ます。
検査官も厚みの薄そうな部分をハンマーで叩きます。
特に尖っている部分を叩きますねw
そう言う対策にも、創意工夫でこれだけスペーサー入れているので厚みには自信がありますって写真も撮ればイイと思います。
厚みの証明にもなります。
不正工事をさせない、施工不良にならない施工管理が大事になって来ます。
そして、どうしてもデキナイ!って事はたまに有るんです。
そんな時は現場を止めてでも協議しましょう!
現場の状況を正確に判断し協議をすることも不正、不良施工を出さない事になるのでしっかり管理していきましょう!
それではまた。