皆さんこんにちは。
エンタです。
今週頭から乗り込んだ現場の高低が差が30mくらいでしょうか。
30度弱のパイロット道路(工事用道路、重機)を歩いて登るのですが、意外にキツいんですw
最近あまり上下してなかったので意外と息が上がる。
運動不足です。あーしんどいw
まぁそんな事はどうでも良いのですが、今回の現場は表面を法枠工で施工されています。
が、そのもっと奥からの深層崩壊の現場。
法枠が完全に浮いて押されています。
崩れた表面はかなり風化が進んでおり強風化花崗岩の一歩手前位でしょうか。
真砂化も進んでいますが、ちょっと奥に入るとN値が100近いんですよw
崩土からCH級の岩って・・・
しかもですね、最初がDL層なので大変そうです。
奥はめちゃんこ硬くて手前はボロボロ・・・・
一番の問題は、削孔機がスプリングドリルなんですよね~
最初の7m程度は楽勝でしょうけど、定着部は最悪なんだろうな・・・・
削孔出来るんかな~って心配しています。
が、とりあえず最悪の場合はダウンザホールハンマーを持って行っているので、それで削孔です。
硬い所にはテキメン強いのでバツグンです!
が、コレで削孔した場合、最初の段階で崩れるので抜いた瞬間崩れます。
なので、再度96のアウターケーシングで迎え掘りを行います。
うちのダウンザホールハンマーのビットは110ミリある(特注で作成)ので、通常のリングビットであれば入る様にしています。
硬い岩を何時間も削孔するよりも、ダウンザを使用してサクッと掘ってアウター入れた方が早いです。
手間は2倍掛かりますが速度は速いですね。(機械が小さいので打撃が小さい)
少しでも早い施工を考える事も大事ですから。
工期が縮まれば自社だけで無く、元請けも儲かります。そして、代理人が次の現場に名前を移せます。
早くやる事も大事な施工営業の1つですね。
それではまた。
今回は深層崩壊を書きたかったんですが、脱線したのでまた次回w