皆さんこんにちは。
エンタです。
今日は各所で入学式でしょうか?
愛知県岩倉市では中学校が入学式でした。
桜が全くない入学式も珍しいですね(笑)
閑話休題
狭小地における自穿孔ロックボルト受圧板取付
前回の自穿孔ロックボルトの受圧板取付です。
と言っても通常通り間詰めを行い、受圧板を取り付けました。
グリーンパネルはコンクリート壁面用を使用しました。
今回の最重要課題は越境(えっきょう)です!
これに細心の注意をはらいながらの施工でした。
当初から設計で頭部処理を5㎝に収める予定でした。
それを実現したのが、UFOキャップというモノを使用、加工しての施工でした。
これが通常品です。最終的にこの様な形が完成形ですが、今回越境が課題ですので加工しました。
本来キャップが取り付くねじ部をカットしました。
なのでキャップは使用しません。(注文もしてませんけど)
サビ止めを塗ってこれを現場に持っていきます。
ナット部分を切断です。
トランシットで境界境をみてナットに印をつけサンダーでカットします。ナットは先にしっかり締めています。
※綱棒自体の頭出しは3.5㎜程度であらかじめギリギリにセットしてあります。
現地加工なのでちょっとキズが付きましたが、何とかカット出来ました。
このままだと振動等でナットが取れてしまう可能性があるので、耐候性のコーキングで間詰めを行います。
頭部全体にコーキングで間詰めしました。
これでよっぽど取れる事は無いと思います。
この後、サビ止めスプレーが付いた部分をシンナーでしっかり取って終了です。
越境については最も接近した部分でプラスマナイスゼロで設置出来ました。
1㎜の越境もなく境界内にしっかり収まりました!
我々のり面屋がこんなに精度の高い設置をした事がありません!(笑)
頭部処理の材料を加工した事も初めてです。
見た目もしっかり真っ直ぐに通っています。
元請けさんにも喜んで頂けて良かったです。
あとは、若干報告書を作って終了です。
公共事業でもそうですが、境界線は非常に重要なので気をつけて行きましょう!
それではまた。
※今回は弊社での設計・施工・管理でしたのでこの様な頭部処理の加工を行いました。
実際の公共事業では頭部処理材の加工等は認められるかは協議次第です。
そして、今回は特に特別な事案なので通常とは違います。