皆さんこんにちは。
エンタです。
最近よくクリップスペーサーに付いてお問い合わせ頂きます。
と言うのも、設計コンサルタント会社が多いのですが、橋梁耐震補強での鉄筋挿入工の様です。
そのうち、耐震補強工事で沢山出ていく事を願っています!w
ちなみに、この橋梁耐震補強工事のロックボルトはD51でしたw
国内最大級のロックボルトw
普通に考えても、D51って現実的ではない??
PC綱棒ゲビンディスターブで径を小さくした方が良かったんじゃない?
って思おうばかりですが、初めてのD51の施工には何だか嬉しさがありましたw
社員は・・・・おこでした。
閑話休題
これ知ってますか?
そうです!
リトマス試験紙ってやつですね。
たまに使用してませんか?
私も久しぶりに購入したのですが、最近はpH値の範囲が細かい所まで確認出来るようです。
ちなみに、東急ハンズです。
昔は1種類しかなかったように思いますけど。
これで何をするかというと、洗い水のpH処理ですね。
普段は洗い水は生コン屋に持って帰ってもらうのですが、今回はダメだったので
フレコンバックから染み出た洗い水を処理します。
少し見にくいのですが、上記写真の右側にフレコンバッグの乗った箱が有ります。
単管で吊ってフレコンバッグを吊した状態で洗い水や残ったセメントミルク、吹付けの洗い水を入れます。
フレコンバッグに残っているモノは産業廃棄物として処理します。
下部の網より下に溜まった水をpH処理します。
最初に凝集剤を投入します。
上記写真は水道用ポリ塩化アルミニ ウム(PAC)です。硫酸バンドとかも同種です。
これを少しずつ投入し撹拌します。
しっかり撹拌しながら行わないとpHがばらつきます。
リトマス試験紙をチョイチョイ入れて確認して行きます。
こんな感じでリトマス試験紙の色が少しずつ変化してきます。
とにかくコツは少しずつ入れると言う事です。
これをいっぺんに入れると一気に酸性に傾くため面倒な事になりますw
少しずつ、少しずつがコツです。
建設工事における汚濁水の排出基準は下記の通りです。
分 類 | 根拠法 | SS基準値 | pH基準値 |
排水基準 | 水質汚濁防止法 | 200mg/l (日間平均150mg/l) |
5.8-8.6 |
上乗せ排水基準 | 都道府県条例 | 都道府県毎に設定 | 都道府県毎に設定 |
河川環境基準 | 環境基本法 | 25mg/l以下 | 6.5-8.5 |
水道水質基準 | 水道法 | 濁度2以下 | 5.8-8.6 |
水産用水基準 (河川) |
なし | 25mg/l以下 人為的に加えられる懸濁物は5mg/l以下 (人為的に加えられる濁りが長期にわたる場合) |
6.7-7.5 生息する生物に悪影響を及ぼすほどpHの急激な変化がないこと |
だいたい、6~8位になれば排出してもOKなのですが、出来るだけ7に近い中性を目指しましょう!
ちょっとした事ですが慣れれば簡単ですよ。
pH処理器を現場に置けるような所で有れば炭酸ガスで楽勝ですが、やはりお金が掛かりますよねw
ちょっとした小技ですが知っていると便利ですよ。
それではまた。