皆さんこんにちは。
エンタです。
図面の書き方では無く描き方ですよね・・・
日本語って難しいですね。
以後気をつけます^^
閑話休題
今回は図面の描き方 その3です。
法枠まで書きました。
ペローンとした山だった場合は何の問題も有りませんが、
起伏の激しい山の場合作図が難しくなります。
(いまどき綺麗な切り取った山なんてありませんけどw)
何故かと言うと、寸法が合わなくなるからです。
結構悩む方がいます。
300の法枠で1500mmピッチだった場合、
図面上では縦梁5本しか入らないのに、6本入ってる・・・
どうするの?
結論から言いますと、ピッチは気にするなって事です。
法枠の図面はあくまでも割付図です。
ですが、絶対に守る必要な事が有ります。
法枠の交点数とその位置
コレが非常に大事です。
何故かと言いますと、数量計算に反映するからです。
役所はこの割付図を元に交点を数えて延長を計算(確認)します。
この交点数が間違ってしまうと数量計算も間違います。
ピッチは気にせず、交点位置と交点個数には十分に気をつけましょう。
縦基準を含め前回は5本縦梁が入っていました。
図面内の丸の部分に飛び出した岩塊があって、岩塊を巻くような形で
1本梁が増えたとしましょう。
延長は変わりません。(縦基準より右)
8,150mmです。
通常であれば、1500で割り算すると5.4で5本となりますが、6本になると
1,358mmピッチになってしまいますが、気にせず書きますw
横梁は岩塊があるので少々ズレる事になります。
青ラインは構築線です。
現場で、実際にある横梁の位置です。(仮定です)
この位置は現場で実際に計れば分かるので、法面のどの位置から始まっているなど
測量の際に測っていると書きやすくなります。
これを現場に合わせて(写真の雰囲気も必要)フリーハンドで書いていきます。
これで、大体現場の法枠に合わせた感じの構築線が出来ました。
この線は法枠センターですので厚みを付けます。
中の線を消して法枠にしてみます。
こんな雰囲気になりました。
山は3D(すりーでぃー)、3次元なので2D(つーでぃー)2次元の図面では
書けないんです。
なので、ピッチ等は無視して、現地の雰囲気に似たように書く。
そして、
法枠の交点数は現地と絶対に同じ
にして下さい。
最終的にこの様な雰囲気の図面になります。(数値等は適当)
横延長の(??)は交点数を書いていきます。
法枠割付図は法枠延長と交点数が目視出来れば問題ない
ちなみに、竣工検査では、割付図を見ながら右から○○本目の縦梁測って~
したから○○本目の横梁測って~、交点数は・・・・って感じです。
それではまた。