皆さんこんにちは。
エンタです。
今後10年の我々の働き方をどの様に見ていますか?
今後の建設業はどうなっていくのか?
って事を考えて行きます。
日本人がいなくなる現場
これからの建設現場、正直に言えば 「日本人がいない現場」 が増えていくでしょう。
それを感じている現場の人たっくさんいると思います。
技能実習生、特定技能、EPA(経済連携協定)など制度はいろいろあれど、
実際にスコップを握って汗を流しているのは、ほぼ外国人です。
「監督は日本人。でも、それ以外は全部外国人」。
そんな現場が当たり前になりつつあります。
そして現在加速中です!
外国人が日本人を「使う」時代
これまで日本人が外国人を教える立場でしたが、今後は逆転の可能性が十分あります。
たとえば、技術・経験を積んだ外国人が、まだ現場に慣れていない若い日本人を指導する――そんな光景は珍しくなくなるでしょう。
「日本語が下手(伝え方)な日本人監督」と「母国語で的確に指示を飛ばす外国人リーダー」。
現場の実権がどちらにあるのか、答えはもう明らかです。
外国人リーダーが増える
ベトナム人の班長
ネパール人の安全管理者
フィリピン人の削孔オペや吹付機のガンマン
こうした「外国人リーダー層」が確実に現場を支えていきます。
日本人の若者が入ってこない以上、技能を持った外国人がそのままリーダーになるのは当然の流れです。
考えられる今後の変化
母国語マニュアル必須
現場での安全指示や施工手順は、日本語だけでは伝わらない。
ベトナム語・ネパール語・タガログ語・インドネシア語のマニュアルは必須。
文化摩擦の増加
生活習慣・宗教・休暇の違いが顕在化。
飲み会文化は崩壊し、ラマダン中の配慮や食事の別対応が当たり前になるかも!?
賃金構造の逆転
できる外国人は日本人より高給取りになる可能性がある(これはすでに起こっています)
「外国人を指揮する日本人」ではなく、「外国人に指揮される日本人」も珍しくない。
日本人監督の孤立
監督だけが日本人で、周囲は全員外国人。
現場での共通言語が「日本語ではない」日も!?(すでに起きてますw)
ゼネコン文化の崩壊
「日本人だけで動かすゼネコン現場」というイメージは消え、国際色豊かなチームが当たり前に。(コレもすでにw)
これからの建設業は、「日本人が少数派の業界」に確実にシフトしていきます。
外国人を使うのではなく、外国人と一緒に働き、場合によっては日本人が外国人に使われる。
そんな未来を前提に考えなければ、生き残れない時代に突入しているのです。
安心している日本人は非常に危険です。
ちょっと嫌な書き方しますが、日本人でも仕事メチャデキる人、普通の人、デキナイ人っています。
デキる人はそれを極めて指導者として外国人や日本人を育成していって下さい。
普通の人は仲間の外国人としっかりタッグを組んでお互いに尊重しながら仕事をして行ってください。
デキナイ人は外国人指導者を認め、しっかり指示に従い仕事をして下さい!
この10年で一気にシフトしていくでしょう。
自分の立ち位置はどこに設定しますか?
それをしっかり認識しながら仕事すると確実にその先が変わりますよ?
それではまた。